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なぜCBX400Fが族車として人気なのか?

プレミアバイクワールド・イメージ

CBX400F――その名前を聞くだけで、当時のバイクシーンや族車文化が頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。1980年代、日本の若者たちの心を鷲掴みにしたこの名車は、見た目の美しさ、響き渡る4気筒サウンド、そしてカスタムのしやすさから“族車の王道”として語り継がれてきました。

この記事では、CBX400Fがなぜこれほどまでに愛され、族車としての地位を確立したのか、その魅力を多角的に深掘りしていきます。エンジン性能やモデルごとの違い、走行距離の考慮点、選び方のコツ、さらにはカスタム事情まで――旧車ファンもビギナーも楽しめる内容になっています。CBX400Fの世界にどっぷり浸かりたい方、必見です。

この記事のポイント

  • CBX400Fが族車として人気を集めた理由とその背景
  • エンジン性能や走行距離によるコンディションの違い
  • 購入時に重視すべきチェックポイントやモデルの選び方
  • カスタムパーツや改造の方向性と注意点

CBX400Fが族車として人気の理由

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CBX400Fの魅力と特徴

CBX400Fは1981年にホンダから発売された中型バイクで、その滑らかなエンジンフィーリングと高い回転性能、そして美しい4本マフラー(通称「4本出し」)が大きな特徴です。このマフラー構成は見た目の美しさだけでなく、音の迫力にも大きく貢献しており、存在感を際立たせる要因となっています。空冷直列4気筒エンジンが奏でるサウンドは、他のバイクとは一線を画す独特な音質で、多くのライダーを深く魅了しました。また、エンジンは高回転までスムーズに回る特性を持っており、加速感やレスポンスも非常に優れていたため、当時の若者たちの走りへの欲求に応える性能を備えていました。さらに、外観も非常にスタイリッシュで、角張ったデザインに加え、メーター周りやタンクの形状など細部にもこだわりが見られ、当時のバイクの中でも特に目を引く存在でした。これらすべてが組み合わさることで、CBX400Fは単なる移動手段を超えた「魅せるバイク」として、多くのファンを獲得していったのです。

族車としての位置づけと文化

CBX400Fはその見た目の派手さとカスタムの自由度の高さから、暴走族を中心とした若者文化において「族車」として重宝されました。特徴的な直線的なデザインや、改造を加えやすい構造は、ユーザーそれぞれの好みに合わせたカスタムを可能にし、まさに「自分だけの一台」を作り上げる楽しさを提供していました。さらに、エンジン音の迫力は非常にインパクトがあり、深夜の街中や峠道などでひときわ目立つ存在となりました。特に直管マフラーにカスタムした場合の爆音は、暴走族の「威嚇」や「存在アピール」の手段としても利用されていました。また、その高いスピード性能と安定した走行性は、集団走行や暴走行為においても扱いやすく、他のバイクと比べても優れた機動性を発揮しました。これにより、CBX400Fは族車としての理想的な特性を多く備えていたことが、その絶大な人気の理由となっていたのです。

CBX400Fのモデルとそのストーリー

CBX400Fにはいくつかのバリエーションが存在します。標準モデルに加えて、CBX400FIIはデュアルディスクブレーキの採用や専用カラーリング、アルミ製部品の使用など、細部にわたって装備のグレードアップが図られていました。これにより、よりプレミアムな外観と性能を実現し、バイクファンの心をつかみました。これらのモデルは、当時の若者にとってステータスシンボルでもあり、「特別な一台」として高い人気を誇っていました。

CBX400Fと暴走族文化の関係

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CBX400Fの登場とその背景

1980年代初頭、日本は高度経済成長を背景に社会全体が豊かさを実感しつつあった時代であり、その中で若者たちは急速に変化する社会の中で、自分たちの存在をどう表現するかという課題に直面していました。学校や家庭、社会の枠組みにとらわれず、自分らしさを打ち出すための手段を模索する中で、バイク文化がひとつの選択肢として浮上してきました。そのような時代背景の中で登場したCBX400Fは、ただの移動手段ではなく、スピード感とスタイルを兼ね備えた自己表現の象徴的な存在として、瞬く間に注目を集めました。その洗練されたデザインと高性能なエンジンは、若者たちの自由や反骨精神を代弁するかのような魅力を放っており、まさにスピードと個性を体現するアイコンとしての地位を築いていったのです。

暴走族文化におけるCBX400Fの役割

CBX400Fは、暴走族の中でも「花形」のような存在でした。特にその独特なエンジンサウンドと、無骨ながらも美しさを感じさせるボディデザインは、仲間内で一目置かれる存在として際立っていました。エンジンを改造し、直管マフラーを装着した際の轟音は、仲間からの注目だけでなく、対立するグループへの威圧にもつながっていました。その上、ライティングやシートカスタム、外装ペイントなど、カスタムの幅広さも支持された理由の一つです。多くの暴走族がこぞってCBX400Fを所有し、自分だけの一台へと仕上げることに情熱を注ぎました。パレード走行や峠道での暴走行為の場でも、CBX400Fの存在感は群を抜いており、次第にこのバイクは「族車」の代名詞としての地位を確立するようになったのです。その結果、CBX400F=族車というイメージが、全国的に強く定着していったのです。

CBX400Fと族車の人気の理由

カスタムパーツの多さ、整備性の良さ、そしてパフォーマンスの高さが、CBX400Fの人気を後押ししました。特に、エンジンやマフラー、ライト、シートなど各パーツが比較的簡単に交換・改造できる設計になっていたため、多くのユーザーが自分好みのスタイルに仕上げることができました。こうしたカスタムの自由度の高さは、他のバイクにはない魅力であり、個性を重視する暴走族にとっては理想的な条件でした。また、当時のメディアや漫画、映画などにも頻繁に登場したことから、その知名度と影響力は非常に大きなものであり、若者たちの憧れの対象として一層の人気を高める要因となったのです。

暴走族文化の歴史と影響

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当時の族車事情とCBX400Fの関与

1980年代の族車ブームにおいて、CBX400Fはトップクラスの人気を誇りました。当時のバイク市場では多くの魅力的なモデルが登場しており、ヤマハのRZやスズキのGSといったライバル車種も存在感を放っていましたが、その中でもCBXは他を圧倒する存在として注目されていました。特にその完成度の高さは、性能・デザイン・カスタム性のすべてにおいてバランスが取れており、まさに「非の打ち所がない」と評されるほどでした。エンジンの耐久性やメンテナンスのしやすさに加え、走行時の安定感やコーナリング性能も高く、実用性とスタイルを兼ね備えていた点が多くのファンを惹きつけました。こうした背景から、CBX400Fは他の人気車種と並び称されながらも、その完成度の高さゆえに頭ひとつ抜けた存在として圧倒的な支持を集めていたのです。

暴走族のイメージとバイクの関係

暴走族と聞くと、装飾が派手なバイクや爆音を響かせる直管マフラーなど、視覚と聴覚の両方に訴える強烈なイメージを思い浮かべる人も多いでしょう。そのスタイルは自己主張の強いファッションや、グループ内での個性の競い合いと密接に結びついています。CBX400Fはまさにそのような文化の中で理想的な「見せるバイク」として際立っていました。独特のフォルム、美しい4本出しマフラー、そして空冷直列4気筒エンジンが奏でる重低音のサウンドは、街中や集会の場で抜群の注目を集める要素でした。さらに、視認性の高いライトカスタムやカラーリング、極太のリアタイヤなどと組み合わせることで、その存在感はさらに増していきました。CBX400Fはその象徴とも言える存在であり、暴走族の「見せる」文化、つまり仲間や周囲に対して自己表現をするというスタイルに、非常にマッチしていたのです。

文化としての暴走族の位置づけ

暴走族は単なる非行集団としてだけでなく、当時の社会状況や若者の心情を色濃く反映したサブカルチャーとしての一面も持ち合わせていました。高度経済成長後の急速な社会変化に適応しきれなかった若者たちの不満や反骨精神が、バイクという媒体を通じて表現される中で、暴走族という形態が生まれました。ファッションや音楽、言葉遣い、そして乗るバイクに至るまで、それらは一種のライフスタイルを構成していたのです。その中でCBX400Fは、ただの移動手段やスピードを楽しむ道具としてではなく、若者たちが「自分はこうありたい」と主張するためのアイコンとしての役割を担っていました。美しいデザインと存在感、そして無限のカスタム性が、まさに彼らの「生き方」を象徴するツールとして機能し、今もなおCBX400Fは若者文化の記憶とともに語り継がれているのです。

旧車としてのCBX400Fの魅力

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CBX400Fの長所と短所

CBX400Fは、その登場から40年以上経った今でも根強い人気を誇る旧車です。最大の長所は、美しい外観と力強い空冷直列4気筒エンジンにあります。そのエンジンは、スムーズな回転フィールと高回転域での伸びやかさが魅力で、当時のライダーのみならず現在のバイクファンにも強く支持されています。音・走り・見た目の三拍子が揃っており、特に4本出しマフラーから発せられるサウンドは、他の旧車と一線を画す存在感を持っています。アイドリング時には重厚な低音が響き、アクセルを開けると一気に高音へと変化するその音色は、まさにCBX400Fならではの醍醐味です。

また、デザイン面においても、角ばったタンクや直線的なラインを強調したスタイルが、80年代のバイクらしい硬派な印象を与えており、当時を知る世代にはもちろん、レトロなルックスを好む若いライダーにも人気があります。塗装やロゴ、メーター周りのデザインも高い完成度を誇り、所有する満足感を高める要因となっています。

一方で、旧車特有の経年劣化や部品の劣化といった短所も無視できません。長年乗り続けられてきたバイクである以上、エンジンオイル漏れや電装系の不具合、キャブレターの調整といったメンテナンスは必須です。さらに、現代のバイクと比較すると燃費や振動、ブレーキ性能などに物足りなさを感じることもあります。特に冬季や梅雨時などの保管・管理には気を遣う必要があり、屋内保管や定期的な始動など、適切なケアが求められます。つまりCBX400Fは、その魅力を最大限に楽しむために、愛情と知識、そしてある程度の覚悟が必要なバイクなのです。

旧車ブームとCBX400Fの人気

2020年代に入ってからの旧車ブームの中で、CBX400Fはその象徴的存在として注目されています。このブームは、懐かしさを求める中高年ライダーのみならず、レトロなスタイルに魅力を感じる若年層にも広がっており、幅広い世代が旧車に関心を寄せています。CBX400Fは、そのクラシカルなフォルムと唯一無二のエンジンサウンドにより、旧車ブームの中でも際立った存在となっています。特に、SNSやYouTubeといったオンラインメディアの影響力が大きく、CBX400Fの走行動画やカスタム例が発信されることで、多くの人がその魅力に触れる機会が増えました。

また、バイクイベントやミーティングでは、CBX400Fを所有するオーナー同士の交流が活発に行われており、車両の情報交換やメンテナンスノウハウの共有など、旧車コミュニティの中心的な存在にもなっています。ライダーにとってCBX400Fは、単なる移動手段ではなく、自己表現や仲間とのつながりを感じられる大切な相棒として認識されています。こうした背景もあり、CBX400Fの人気は今もなお衰えることなく、時代を超えて愛され続けているのです。

維持ポイントと注意事項

CBX400Fを維持する上で重要なのは、定期的な点検と消耗品の交換です。特にキャブレターや電装系のトラブルを未然に防ぐためには、整備に対する知識や信頼できるショップとの関係が欠かせません。エンジン内部の清掃や点火系統のチェック、バルブクリアランスの調整など、基本的な整備をこまめに行うことが、車両を良好な状態に保つ鍵となります。また、定期的なオイル交換や冷却系統の確認も重要で、これらを怠ると深刻なトラブルに発展する可能性があります。

さらに、CBX400Fは旧車ということもあり、純正部品の入手が年々困難になってきています。そのため、リプロパーツや中古部品の確保も維持において非常に大切なポイントです。部品の確保に関しては、専門店やオーナーズクラブ、インターネット上の旧車フォーラムなどを活用し、ネットワークを広げることが助けになります。純正にこだわるのか、社外品でも機能を優先するのかといった判断もオーナーの好みや用途によって変わってくるため、自分なりの基準を持つことも大切です。

長期保管時にはガソリンの抜き取りやバッテリーの管理にも気を配り、湿度対策として防湿シートの使用や、定期的なエンジン始動によって内部のサビを防ぐ工夫が求められます。また、保管場所の確保やセキュリティ対策も視野に入れることで、大切なCBX400Fを長く安全に保つことができます。こうした日々の手入れと計画的な維持管理が、CBX400Fの魅力を最大限に引き出し、長く楽しむための鍵となるのです。

CBX400Fの相場と価格の動向

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現在のCBX400Fの相場とは

CBX400Fは現在、中古市場において非常に高値で取引されています。特に2020年代に入り、旧車人気の再燃により、希少性の高いモデルとしてその価値がさらに上昇しました。状態の良い個体では200万円〜300万円を超えることも珍しくなく、フルレストアされた美品や実走行距離が少ない車両においては、それ以上の価格が提示されることもあります。この価格高騰の背景には、かつての若者たちが経済的に余裕を持つようになり「もう一度CBXに乗りたい」と思うリターンライダーの存在も大きな要因です。

また、供給の少なさも価格上昇に拍車をかけています。元々の生産台数に限りがある上、現存しているCBX400Fの多くは長年の使用や過酷な環境での走行により状態が劣化しており、良好なコンディションの車体はごく一部に限られています。さらに、フルノーマルの車両や希少なカラーリングのモデル、特に初期型や限定カラーなどは市場でも特に注目され、熱心なコレクターの間ではオークションで高額な取引が行われることもしばしばです。

加えて、近年は海外の旧車ファンからの需要も増えており、輸出を前提とした買い付け業者による競争も激化しています。こうした国内外の需要の高まりが、CBX400Fの価格を押し上げている大きな要因となっているのです。

CBX400Fの値段が下がる理由

一方で、CBX400Fの相場が一時的に下がる要因としては、車体の状態が悪いものが市場に多く出回った場合や、法規制の強化による排ガス規制・騒音規制の影響が挙げられます。こうした規制は特に旧車にとっては不利に働くことが多く、車検の通過が難しくなることから、買い手が躊躇するケースが増えます。また、整備履歴が不透明な個体や、事故歴のある車両も値段がつきにくく、買い手から敬遠されがちです。加えて、エンジンや足回りなどの重要部分に不具合を抱える個体が多く出回るタイミングでは、全体的な評価が下がり、それが価格の低下を招くことになります。

他にも、一時的に市場の需要が落ち着くときや、他の人気旧車モデルが注目を集めることでCBX400Fへの関心が分散し、結果として相場がやや下がることも考えられます。そのため、価格の上下は常に変動しており、購入を検討する際には慎重な情報収集が欠かせません。市場の動向を定期的にチェックすることや、信頼できるショップや専門家の意見を参考にすることも重要です。

安く買うための条件とポイント

CBX400Fをなるべく安く手に入れるには、個人売買やオークションサイトを利用する方法があります。これらは中間マージンが発生しないため、ショップを通すよりも比較的安価に入手できる可能性があります。特に、レストア途中の車両や長期保管されていた車体など、状態に応じた交渉が可能な点も魅力です。ただし、整備歴や車両状態をしっかり確認できる目利きが求められ、フレームの歪みやエンジン内部の劣化など、素人では見抜きにくい不具合が潜んでいる場合もあります。そのため、初心者にはハードルが高い場合もあり、信頼できる整備士や旧車に詳しい知人のサポートがあると安心です。

一方、信頼できるショップからの購入であれば保証や整備がセットになっていることが多く、初めての旧車購入には大きな安心感があります。納車前の点検整備に加え、一定期間の保証やアフターサービスが付属しているケースもあり、トラブル時の対応もスムーズです。価格はやや高めになりますが、購入後の維持コストや手間を考えると、結果的にお得になる可能性もあります。

また、レストアベースの車両を購入して、自分でコツコツ直していくという選択肢も費用を抑える一つの方法です。時間と手間はかかるものの、整備技術を身につけながら自分好みに仕上げる楽しさがあり、愛着もより一層深まります。パーツの選定や作業内容によっては、結果的に高額になることもありますが、それでも完成したときの満足感は大きく、唯一無二の一台に仕上げられる点は大きな魅力です。

CBX400Fの販売状況と流通

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販売店の選び方とポイント

CBX400Fを購入する際は、旧車を専門に扱うバイクショップを選ぶことが重要です。旧車特有のトラブルやメンテナンスの知識が豊富な店舗であれば、購入後のフォローアップにも安心感があります。過去の整備履歴や車両の状態、どのようなパーツが使われているかなどを丁寧に説明してくれる店舗を選びましょう。可能であれば、実際に現車を確認し、試乗させてもらえる店舗を選ぶのも賢明です。信頼性の高いショップでは納車整備もきちんと行っており、キャブレターや電装系の調整、ブレーキ・足回りのチェックなど、走行に支障のない状態で引き渡してくれるため、トラブルの少ない取引が期待できます。

また、アフターサポートや保証内容の確認も重要なポイントです。購入後の不具合に迅速に対応してくれる体制が整っているか、保証の範囲がどこまでカバーされているかをしっかり確認しましょう。さらに、今後のメンテナンス相談やパーツの取り寄せなどにも対応してくれる店舗であれば、長期的に安心してCBX400Fライフを楽しむことができます。

CBX400Fのパーツとメンテナンス

CBX400Fは旧車ということもあり、純正部品の流通が限られているのが現状です。新車当時のオリジナルパーツはすでにメーカー在庫がないことも多く、特にエンジン周りや車体フレーム関連の純正品は入手が非常に困難となっています。ただし、近年では旧車人気の高まりを受けて、リプロダクトパーツや社外部品が豊富に流通しているため、ある程度の整備や修理は問題なく対応可能です。中でも、タイヤ、ブレーキパッド、チェーン、バッテリーといった消耗品類や、カウルやミラーなどの外装パーツ、点火コイルやレギュレーターといった電装系パーツは比較的入手しやすくなってきており、長期的な維持も現実的です。

また、オーナー同士のネットワークや旧車専門ショップとの連携を活用することで、入手困難な部品を探し出すチャンスも広がります。SNSやバイク関連のフリーマーケット、イベント会場などでの情報交換も、貴重な情報源となるでしょう。自分で整備する場合は、サービスマニュアルやパーツリストを入手しておくことが大切で、基礎知識をしっかり身につけることで突発的なトラブルにも対応しやすくなります。簡単なメンテナンスから始め、徐々にスキルを磨くことで、愛車との付き合いもより深まっていくはずです。

レッドバロンでの購入の利点

大手バイクショップであるレッドバロンでは、全国規模のネットワークを活かしてCBX400Fの取り扱いが行われています。レッドバロンの利点は、整備済みの車両が多く、購入後すぐに安心して乗り出せる点にあります。さらに、車両には保証制度が整っており、購入後の不具合やトラブルにもスムーズに対応してもらえる体制が整っています。この保証内容は車種やプランによって異なるものの、エンジンや電装系など主要部分にまで及ぶケースもあり、旧車初心者にとっては大きな安心材料となります。

また、レッドバロンは自社でオリジナルのパーツ在庫を豊富に抱えているだけでなく、全国の店舗間で部品の融通ができるため、必要なパーツの入手が他店よりもスムーズに行えるメリットもあります。修理やメンテナンスに関しても、旧車に精通した整備士が在籍しており、技術力の高いサービスが受けられるのも魅力です。さらに、ツーリング先でのトラブルにも対応できるロードサービスや、店舗間の引き取り・配送サービスなど、利用者の利便性を重視したサポートが充実しています。

全国どこでも対応可能なサービス体制が整っていることから、地方在住者にとっても購入後のサポート体制に不安を感じることなく、安心してCBX400Fライフを始められる点は大きなメリットでしょう。

CBX400Fのエンジン性能と走行距離

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エンジンの特性と走行体験

CBX400Fに搭載されている空冷直列4気筒エンジンは、当時としては非常に先進的で滑らかな回転フィールを誇ります。最大出力は約48馬力で、400ccクラスの中では特に高回転型のエンジンとして知られ、9,500回転を超えるパワーバンドで力強い加速を実現します。その特性は、スムーズな加速と共に独特な高音サウンドを生み出し、まさにCBX400Fならではの走行体験を提供してくれます。エンジン音の変化を楽しみながらシフトチェンジするたびに、操る喜びを体感できるという点もこのバイクの大きな魅力です。

また、このエンジンは単にパワーがあるだけではなく、機械としての美しさやメンテナンス性の高さも評価されています。シリンダーやフィンの形状は空冷ならではの造形美を備え、メカニカルな存在感が所有欲をさらにかき立てます。加えて、低中速域での扱いやすさも特徴のひとつで、街乗りからツーリングまで幅広いシーンに対応します。レスポンスの良さと重厚感あるトルク感は、ライダーに安心感と楽しさを与えてくれます。エンジンの鼓動と共に路面を滑るように走る感覚は、今でも多くのファンを魅了し続けている理由のひとつです。さらに、音や振動を通じて機械と対話するような乗り味は、現代のバイクでは得難い魅力であり、旧車としての価値を高めています。

走行距離による影響と考慮点

CBX400Fは旧車であるため、走行距離が多くなればなるほど、エンジンや各部品への影響が顕著に現れます。特に5万kmを超えてくると、ピストンリングの摩耗やバルブ周りの劣化、オイルシールの硬化などが進み、オイル漏れや圧縮低下といった症状が出ることがあります。また、走行距離に応じてキャブレターや点火系統のメンテナンス頻度も増していきます。

ただし、きちんと整備されてきた個体であれば、10万kmを超えても元気に走る例も少なくありません。重要なのは走行距離だけでなく、過去の整備履歴や保管状況、使用環境などを総合的に判断することです。エンジンコンディションは試乗や圧縮測定、異音の有無、アイドリングの安定性などをチェックすることが推奨されます。

モデル毎の性能比較

CBX400Fにはいくつかのモデルバリエーションがあります。代表的なものとしては、初期型のCBX400Fと、上位仕様であるCBX400F-IIが挙げられます。CBX400F-IIはフロントダブルディスクブレーキや豪華なメーター構成、特別カラーリングが採用されており、よりプレミアムな仕様となっています。性能面では大きな差はありませんが、装備や見た目で選ばれることが多いです。

また、年式や仕様によって細かい変更点が存在し、キャブレターのセッティングや点火時期などもわずかに異なることがあります。エンジン本体の構造は基本的に共通ですが、メンテナンス性やパーツの流通状況などもモデルによって差があるため、購入前には十分なリサーチが必要です。

重視すべきCBX400Fの条件

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選ぶ際の重要なポイント

CBX400Fを選ぶ際に重視すべきポイントはいくつかあります。まず第一に、エンジンや電装系が正常に動作しているかどうかを確認することが重要です。エンジン始動時のセルの反応、アイドリングの安定性、異音の有無、電装品(ウインカー・ライト・ホーンなど)の作動確認を丁寧に行いましょう。

また、フレームの歪みやサビ、足回りの状態、ブレーキやサスペンションの効き具合なども確認ポイントです。特に旧車の場合、過去の事故歴や無理なカスタムの影響が残っていることもあるため、細部まで目を光らせることが大切です。

状態確認のためのチェックリスト

  • エンジンの始動性と異音の有無
  • キャブレターの状態(吹け上がりやアイドリング)
  • 電装系の作動確認(ライト、ウインカー、ホーン等)
  • フレームのサビ・歪み・再塗装跡
  • タンクの内部状態(サビの有無)
  • ブレーキ・サスペンションの状態
  • メーターやスイッチ類の動作確認
  • タイヤの残り溝と製造年週
  • 登録書類や整備履歴の有無

このようなチェック項目を事前に把握し、購入前に一つ一つ丁寧に確認することで、安心してCBX400Fライフを始めることができます。

モデル選びで失敗しないために

CBX400Fには複数のモデルが存在し、それぞれに異なる特徴があります。見た目の好みや装備内容で選ぶことも大切ですが、購入後の維持・整備を考えると、流通量が多くパーツが入手しやすいモデルを選ぶことが安心です。特にCBX400F-IIは市場でも人気があり、プレミアム感のある仕様でリセールバリューも高めです。

モデル選びでは、販売店の説明だけに頼らず、実際に車両を見て比較し、自分がどのようなスタイルで乗りたいのか、どのような整備環境を持っているのかを考慮して決断しましょう。

CBX400Fのカスタムと改造パーツ

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人気のカスタマイズ例

CBX400Fはその美しいフォルムとメカニカルな魅力から、カスタムベースとしても高い人気を誇ります。族車スタイルで定番なのは、直管マフラーへの変更や、極端に跳ね上がったシート(いわゆる三段シート)への交換、カラーリングの変更です。外装はキャンディ塗装やラメ入り、ファイヤーパターンなど派手なものが選ばれ、個性を強く打ち出すスタイルが好まれます。

また、ビキニカウルの装着や、アップハンドル、チョビ三段のリアキャリアなど、昭和スタイルを忠実に再現したカスタムも多く見られます。ヘッドライトをマーシャル製に変更したり、ミラーやウインカーを小型にするなど、細部にもこだわることで完成度の高い仕上がりになります。

必須の改造パーツリスト

CBX400Fを族車スタイルに仕上げるうえで、人気の高い改造パーツには以下のようなものがあります:

  • 直管マフラー(集合管や極太タイプなど)
  • 三段シート(ロングタイプ、ラメ入りなど)
  • ビキニカウル(スクリーン付き)
  • アップハンドル or セパハン(走り屋風)
  • マーシャル製ヘッドライト
  • 小型ウインカー・ミラー
  • メッキパーツ(エンジンカバー、チェーンカバーなど)
  • 外装塗装(オリジナルキャンディ塗装、ペイントアート)

これらのパーツを組み合わせることで、オーナーそれぞれの「個性」を表現することができます。見た目だけでなく、音や雰囲気でも存在感をアピールできるのがCBXカスタムの醍醐味です。

カスタムでの注意点

カスタムを楽しむうえで忘れてはならないのが、公道での法規制や整備面での安全性です。直管マフラーは音量規制に抵触する可能性があり、車検非対応となることも少なくありません。また、ウインカーやライトのサイズ・明るさが基準を満たしていない場合も同様です。

さらに、古い車両であるため、ノーマル状態でも整備には手がかかります。カスタムによって配線や取り付け箇所に無理が生じると、トラブルの原因になることも。作業は信頼できるショップや、経験のある整備士のサポートを得ながら進めるのが理想です。

自分だけのCBX400Fを作り上げる楽しさは大きいですが、その分、責任も伴います。公道を安全に走ること、周囲に配慮することを忘れずに、楽しみながらカスタムを楽しみましょう。

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