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近年、旧車バイク市場の中でも特に高い注目を集めている存在が、ホンダCB400FOUR(ヨンフォア)です。
1970年代という日本のバイク産業が大きく飛躍した時代に誕生したこの名車は、今なおその魅力を色あせることなく放ち続けています。
コンパクトながらも精悍なスタイル、空冷4気筒エンジンの独特なサウンド、そして個性的な4-1集合マフラーなど、当時としては画期的な設計が施されたCB400FOURは、現在では「絶版名車」として旧車ファンやコレクターから圧倒的な支持を得ています。
その人気の高まりに比例して、中古市場における価格も上昇の一途をたどっており、状態の良い車両は数百万円単位で取引されることも少なくありません。
特に、純正パーツを保持したオリジナルコンディションの個体や、国内仕様の398ccモデルに対する評価は高く、年々その希少価値は増すばかりです。
本記事では、CB400FOURというバイクの本質的な魅力に迫りながら、408ccモデルと398ccモデルの違いや特徴、年式ごとのポイント、中古車価格の推移や現在の市場相場、さらに価格高騰の背景にある要因を多角的に解説します。
また、購入を検討するうえで知っておきたい選び方のコツや、注意すべきチェックポイント、さらには人気のカスタム事情やパーツの入手難易度についても詳細に紹介。
旧車バイクの世界に足を踏み入れたいと思っている方、CB400FOURの購入を具体的に検討している方、または価格動向や将来性を投資的視点でチェックしたいという方にとって、本記事が有益な情報源となるはずです。
ホンダCB400FOURのもつ伝説的な存在感と、それを取り巻くマーケットの動きを通して、旧車の持つロマンや奥深さを感じていただければ幸いです。
この記事のポイント
- CB400FOURが旧車としてなぜ価値があるのかがわかる
- 408ccと398ccモデルの違いと人気の理由がわかる
- 現在の中古価格相場や価格高騰の背景を理解できる
- 購入時のチェックポイントや注意点が把握できる
- カスタムやパーツ供給の現状について知ることができる
CB400FOUR(ヨンフォア)とは?旧車としての魅力と歴史

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ホンダCB400Four誕生の背景と車種の特徴
1974年に登場したCB400FOURは、ホンダが手がけた中型スポーツバイクの名車の一つであり、その存在は当時のバイク市場に衝撃を与えました。
スタイリッシュで流麗なデザイン、個性的なタンク形状、そして車体と一体化したようなシートのフォルムは、今見ても色褪せない魅力を放っています。
特筆すべきは、4気筒エンジンから繰り出されるスムーズなパワーフィールと、4-1集合マフラーによる独特なサウンド。
これは、空冷エンジンならではのフィーリングと相まって、当時としては非常に革新的であり、技術的にも高い完成度を誇っていました。
特に都市部の若者たちの間では、そのスポーティな走りと美しい外観が話題となり、瞬く間に人気を集めました。
また、レースイメージを反映した設計思想は、単なる実用車を超えた"趣味性"をバイクに与えたことでも高く評価され、今なお多くの旧車ファンの心を掴んで離しません。
408ccと398ccモデルの違いと人気の理由
408ccモデルはCB400FOURの初期型として登場し、力強いエンジンフィーリングと迫力ある走行性能を持っていました。
一方、398ccモデルは日本国内の税制上の排気量制限に対応する形で後期に導入され、軽二輪枠に収まるため自動車税や保険料の面で維持しやすいという利点がありました。
この排気量の違いにより、408ccモデルはパワー志向のユーザーに、398ccモデルは維持コストを重視するユーザーや、登録手続きを簡単に済ませたい購入希望者に人気を博しています。
また、398ccモデルは販売期間が短かったことや、国内向けにのみ存在したことから、その希少性がさらに評価されるようになり、近年では408ccモデルよりも高値で取引されることも少なくありません。
特にフルオリジナルの398cc仕様車は、コレクターズアイテムとしての価値も高まりつつあり、多くのバイク愛好家にとって憧れの存在となっています。
絶版旧車としてのレアリティとコレクター価値
今では生産から50年近くが経ち、純正状態を保つ個体は非常に少なくなっており、年々その希少性が高まっています。
特に外装パーツやマフラー、エンブレムといった純正部品がすべて揃っている車両は稀少で、パーツの一つひとつにまで価値が見出されるようになっています。
そのため、旧車ファンやバイクコレクターの間では、そうしたオリジナル状態を維持しているCB400FOURは極めて高い評価を受けており、市場でもプレミア価格での取引が日常的に見られます。
加えて、経年による劣化や部品の絶版によって、整備や維持の難易度が上がっていることも価値を押し上げる要因となっています。
整備済み・車検付きで走行可能な状態に保たれている車両は、その安心感から特に人気が高く、高額での売買が行われています。
なぜCB400FOURの旧車価格は高騰しているのか

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中古バイク市場の最新相場と価格帯の変遷
以下の表は、走行距離別におけるCB400FOURの平均買取相場です(2025年時点):
走行距離 | 平均買取相場 |
---|---|
~5,000km | 約95万円 |
~10,000km | 約75万円 |
~20,000km | 約73万円 |
~30,000km | 約67万円 |
~50,000km | 約61万円 |
50,001km~ | 約56万円 |
全国での在庫状況・地域別の価格差
都市部(東京・大阪)では需要が集中しやすく、バイクショップや販売店の数も多いため、取り扱う車両の回転率が高く、結果的に価格が高騰する傾向があります。
特に状態の良い個体やフルオリジナルの車両は、都市部の競争環境においてプレミアム価格がつけられるケースが多く見られます。
一方で、地方に目を向けると在庫数自体は少ないものの、地域によってはバイク人気が比較的落ち着いていることもあり、相場よりも安価で販売されていることがあります。
地元密着型の小規模ショップや、個人売買による出品なども多く、希少車両が思わぬ価格で出回るケースも見受けられます。
このような掘り出し物を見つけるには、エリアを広げたリサーチと、現地確認を厭わないフットワークの軽さがカギとなります。
人気・希少性・落札動向から見る高騰理由
- 国内外のコレクター需要:CB400FOURは日本国内のみならず、海外の旧車愛好家やバイクコレクターからも注目されています。とくに東南アジアやヨーロッパでは、ビンテージジャパニーズバイクの人気が高く、輸出されるケースも増加傾向にあります。こうした海外需要が国内の供給をさらに逼迫させ、結果として価格の上昇を招いているのです。
- 旧車人気の再燃:ここ数年で旧車文化が再び脚光を浴びるようになり、SNSや動画配信を通じて旧車の魅力が若い世代にも広がっています。昭和レトロやネオクラシックといったキーワードと共に、当時の車両を探す動きが活発になり、CB400FOURのような象徴的なバイクはその中心に位置しています。これが、従来のマニア層以外からの新たな需要を生み、価格の高騰を後押ししています。
- 純正部品の入手困難化:生産終了から数十年が経過しているため、純正パーツの在庫は年々減少し続けています。とくにエンジン回りや電装系、外装パーツなどは流通量が極めて限られ、状態の良いものはプレミアがつくこともあります。このような部品不足の状況は、整備やレストアのコストを押し上げ、結果としてコンディションの良い完成車両の市場価値を引き上げることにつながっています。
CB400FOUR旧車の中古車選び&購入時のポイント

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バイクブロスやグーバイク、Yahoo!オークション等ショップ・通販の探し方
オンライン検索では以下のサイトが有力です。各サイトにはそれぞれの強みがあり、用途や目的に応じて使い分けることで、より理想に近いCB400FOURの旧車を見つけやすくなります。
- バイクブロス:全国対応で掲載ショップも多く、特に旧車を取り扱う専門店の情報が豊富。写真付きで詳細な車両情報が掲載されており、条件を細かく絞り込んで検索できる点も魅力です。
- グーバイク:掲載台数が多く、価格帯や走行距離、販売店の評価などから検索が可能。店舗ごとのサービス内容(保証や整備など)も明示されており、購入後のサポート面を重視するユーザーには安心材料となります。
- ヤフオク:個人・業者の出品が混在しているため、価格設定にばらつきがあり、掘り出し物が見つかる可能性があります。相場よりも安価で落札できることもありますが、コンディションの確認や取引の信頼性に注意が必要です。可能であれば出品者の評価や過去の取引履歴をチェックするとよいでしょう。
これらのサイトを併用し、気になる車両が見つかった場合には、すぐに問い合わせを行うか、現地まで足を運んで実車を確認することが失敗しない購入の秘訣です。
走行距離・整備履歴・修復歴など条件別チェックリスト
- 走行距離が少ない=状態が良いとは限らない:保管環境が悪ければ、低走行でも内部の錆や経年劣化が進行していることがあります。特に旧車の場合、長期間動かされていなかった車両はオイルシールの硬化やキャブレターの詰まりなどが発生していることもあります。そのため、走行距離だけにとらわれず、トータルコンディションを見る視点が大切です。
- 整備記録があるか、修復歴は正直に公開されているか:定期的な点検や部品交換の記録が残っているかどうかは、車両の信頼性を判断する重要な手がかりになります。整備記録がしっかり残っている車両は、オーナーが大切に扱ってきた証とも言えます。また、事故歴や修復歴についても、正直に公開している販売店であるかどうかをチェックすることで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
- 純正部品の残存率が高いか:CB400FOURは純正パーツの希少性が価値を左右する要素のひとつです。特に外装パーツやメーター、マフラーなどが当時のまま残っているかどうかは、コレクターからの評価にも直結します。交換されたパーツが純正のレプリカか、汎用品かによっても価格に差が生まれるため、確認を怠らないようにしましょう。
398/408ccモデルでの中古相場・激安出品への注意点
激安車両にはフレーム修正歴や改造歴、部品欠損などのリスクがあるため、現車確認が非常に重要です。
これらの車両は、外観上の美しさに惑わされがちですが、内部構造や機関系の不具合、さらには違法改造が施されているケースもあります。
また、事故歴が隠されている場合や、フレームに歪みがある車両が格安で出回ることもあるため、素人目には判断しづらいリスクをはらんでいます。
現車確認の際には、プロの整備士や旧車に詳しい知人と同行することが望ましく、チェックポイントとしてはフレーム番号と車体番号の一致、異音の有無、溶接跡や再塗装箇所、そして始動・走行テストによる実動状態の確認が欠かせません。
購入前には徹底的に現物を見極める姿勢が、トラブル回避と安心の購入につながります。
CB400FOURのカスタム&パーツ事情

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人気のカスタム例と純正部品の入手難易度
- マフラー交換やタンク塗装、シートの張り替えやライト周りのカスタムなどが人気で、オリジナルをベースにしたライトカスタムから、フルカスタムまで幅広いスタイルが楽しまれています。
特に4-1タイプの社外マフラーへの交換や、キャンディ塗装によるタンクリペイントは見た目と音にインパクトを与える定番カスタムです。また、当時のカフェレーサースタイルや旧車會風のデザインに仕上げる愛好家も少なくありません。 - 純正マフラーやメーターはオークションで高額取引されることが多く、フルオリジナル志向のユーザーにとっては入手が難しいアイテムです。純正部品はそのままの状態で保管されていることが少なく、再メッキやリペア品で代用される場合もありますが、本物志向のコレクターにとってはオリジナルパーツの価値が非常に高いため、出品されるたびに激しい入札競争が繰り広げられています。
おすすめカスタムショップ・メーカーと費用相場
- 名古屋:レッドバロン旧車部門では、旧車に特化した熟練メカニックによる整備・チューニングが評判です。特にエンジンやキャブレターのセッティングに強みを持ち、純正の雰囲気を残したまま快適に走れる仕様への仕上げが可能です。また、オリジナルパーツのストックも豊富で、購入後のフォロー体制も充実しています。
- 関東圏:ヨシムラ系ショップや、東京・神奈川に拠点を置くカスタムバイク専門店が多数存在。特にヨシムラ技術が活かされたエンジンカスタムは人気で、パフォーマンスを重視した仕上がりを求めるユーザーに選ばれています。加えて、外装のレストアや配線系のリフレッシュに長けたショップもあり、ビジュアルと実用性を両立させたいオーナーには最適な選択肢となっています。
カスタム内容 | 費用相場 |
---|---|
マフラー交換 | 5〜15万円 |
シート交換 | 3〜7万円 |
フォークOH | 2〜5万円 |
カスタム車両の価格・買取における価値への影響
純正を好む層にはマイナス評価だが、トレンドにマッチしたカスタムであれば高値査定も期待できます。
たとえば、ビンテージ感を損なわず、走行性能や快適性を向上させるカスタム(LEDヘッドライトの導入、電子点火システムへの交換など)は、現代のライダーから好意的に受け取られる傾向があります。
また、見た目を美しく整えたカフェレーサースタイルや、当時風の旧車會カスタムなどは、一定層の支持があり、完成度が高いものはショップからも高評価を得やすいです。
ただし、好みの分かれる改造や安全面に支障のあるカスタムは、むしろ評価を下げるリスクがあるため、売却時の再評価や将来的な価値を意識するなら、あくまで“バランスの取れた”カスタムが鍵となります。
CB400FOURの新車価格・過去の価格推移と復刻情報

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発売当時の新車価格とモデルチェンジの変遷
1974年発売当初の価格は約30万円で、当時の中型バイクとしては比較的手頃ながら、革新的な設計と性能を備えたモデルとして高い評価を受けました。
市場に投入された当初は408ccモデルが主力で、レース仕様を彷彿とさせるデザインと4気筒エンジンによる独特なフィーリングが注目を集め、多くの若者やバイク愛好家から支持されました。
しかし、1975年に道路運送車両法により排気量400ccを境に制度が変わり、税制や保険料の面で有利な398ccモデルが新たに追加されました。
この398cc仕様は、日本国内向けに販売された限定モデルであったため、408ccモデルと比較して流通量が少なく、結果として希少価値が高まることとなりました。
両モデルともに一定の支持を集めていたものの、販売台数の伸び悩みや時代のニーズの変化などを背景に、最終的には1977年に生産終了となりました。
現在では、この短期間に製造されたという背景も、CB400FOURが伝説的な存在として語り継がれる一因となっています。
CB400FOUR復刻版・現在の新車/未登録車の市場動向
1997年にNC36型CB400FOURが限定復刻されました。
デザインは往年のCB400FOURを彷彿とさせるクラシックなスタイルを踏襲しながら、現代的な設計で快適性と安全性を両立した点が特徴です。
エンジンにはホンダ伝統の水冷直列4気筒が採用され、滑らかな加速と優れた信頼性を提供。車体構造やサスペンションは現代の技術でリファインされており、ビンテージ感を楽しみつつ、快適な走行性能を兼ね備えていました。
この復刻モデルは生産台数が限られていたため、中古市場でも高値で取引されており、状態の良い個体や未登録品は特に希少です。
2025年現在、未登録車両がごく稀に市場に出回ることがあり、その場合の価格は100万円を超えることも珍しくなく、コレクターやファンの間で高い注目を集め続けています。
新着・追加情報:過去と現在の本体価格分布
年代 | 平均中古価格 |
---|---|
2010年 | 約50万円 |
2015年 | 約100万円 |
2020年 | 約200万円 |
2025年 | 約350〜400万円 |
ユーザーが語るCB400FOURの実体験・所有満足度

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お気に入りポイント・実際の走行感と維持体験
- 重低音の4気筒サウンドが心地よく、エンジンをかけた瞬間からオーナーの心を掴みます。アイドリング時の低く響く音、スロットルを開けたときの伸びやかな高回転域のサウンドは、まさに“音を楽しむバイク”という表現がぴったりです。
- 街乗りでも高速でもストレスの少ない操作性が特徴で、クラシックな見た目からは想像できないほどの扱いやすさを誇ります。低速でもふらつきにくく、高速走行では安定感があり、峠道でも軽快にコーナーをこなすポテンシャルを持っています。取り回しも比較的しやすく、普段使いからツーリングまで幅広いシーンで活躍します。
- 維持費はかかるが所有満足度は非常に高く、旧車ならではのトラブル対応やパーツ探しなども含めて楽しんでいるオーナーが多いです。手間をかけたぶんだけ愛着が湧き、所有すること自体が喜びや誇りに変わるという声も多く聞かれます。
口コミ・お客様の声で見るCB400FOURの評価
"40年以上前のバイクとは思えないほど、しっかりしている"
"維持管理には苦労するが、それ以上に魅力がある"
整備・メンテナンスとパーツ供給事情
- 部品は年々入手困難になっており、特に純正パーツは市場にほとんど出回らなくなっています。例えば、マフラーやメーター、エンジン内部のパーツに至るまで、新品での入手はほぼ不可能となっており、中古やリビルド品、あるいは海外からの輸入に頼らざるを得ない状況です。そのため、オーナー自身がストックパーツを日頃から少しずつ確保しておくことが、長期維持には欠かせない戦略となります。
- 信頼できる旧車整備店との付き合いがカギであり、経験豊富なメカニックが在籍する店舗を見つけることが重要です。そうした整備店では、部品の入手ルートを独自に持っていたり、他のオーナーとのネットワークを通じて必要なパーツを確保してくれる場合もあります。また、旧車特有のクセや弱点を熟知しているため、定期的な点検やトラブル発生時にも迅速に対応してもらえる安心感があります。
CB400FOUR旧車を購入・維持するための注意事項

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登録・車検・自賠責など必要な手続き
- 書類の有無や車検証の整合性を必ず確認しましょう。特に旧車の場合、書類不備が発覚すると登録が困難になったり、名義変更に手間取る可能性があります。車検証の車台番号と実際のフレーム番号が一致しているか、名義人の変更履歴や現在の所有状況が明確かなど、細部まで注意を払う必要があります。また、紛失している書類がある場合には再発行の可否や、販売者がそれを補う手続きを行っているかを確認することも重要です。
- 軽二輪登録のため、比較的手続きは簡便だが手間はかかる点も押さえておきましょう。市区町村での登録となるため、排気量によっては軽自動車届出済証の取得で済むケースもありますが、必要書類を揃える手間や役所での手続きには時間がかかることもあります。また、ナンバープレートの交付や自賠責保険の加入、重量税の納付なども一連の流れとして把握しておくことが大切です。
長く乗るための整備・アフターフォローと無料保証情報
- 専門店では保証付き販売もあり、購入時に必ず保証内容の有無と範囲を確認しておくことが重要です。保証には、エンジン・電装系などの主要部品が対象となるケースもあり、旧車という特性上トラブルが起こりやすいため、購入後の安心材料として大きな意味を持ちます。また、保証期間や対応内容(修理・交換の可否など)を明確に把握しておくことで、後々のトラブル回避につながります。
- 定期的な点検と部品の先行確保が長持ちのコツであり、半年〜1年ごとの定期メンテナンスに加えて、消耗部品(プラグ、オイルフィルター、ブレーキパッド等)は予備を持っておくと安心です。旧車は部品の流通が不安定であるため、故障してから探すのではなく、状態が良いうちに交換・補充しておく“予防整備”が非常に効果的です。
期間限定特典やオンライン問い合わせの活用術
- 販売店のキャンペーンやオンライン問い合わせで事前確認を行うことで、在庫状況や割引対象の有無、さらには納期や整備内容の詳細など、実店舗に足を運ぶ前に多くの情報を得ることができます。特に遠方のショップやオークション形式の販売では、事前のやり取りによって安心材料を得ることができ、トラブル回避にもつながります。また、問い合わせを通じてスタッフの対応姿勢をチェックすることも、信頼できる販売店選びの一助になります。
- SNSでの情報収集も有効で、TwitterやInstagram、Facebookなどでは、バイクショップが入荷情報や特価情報をリアルタイムで発信しているケースが多く見られます。また、実際の購入者によるレビューや整備履歴の公開など、公式サイトでは得られない生の声を把握できる貴重な手段でもあります。さらに、旧車オーナーが集まるコミュニティやグループで質問すれば、購入前に役立つアドバイスを得られることもあるため、積極的に活用するのが賢明です。
まとめ|CB400FOURの旧車価格高騰の背景と今後の展望

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今こそ知りたい!購入の好機・将来性・投資価値
価格高騰が続く中でも、適正価格での購入ができれば今後の価値上昇が十分に期待されます。
特に、整備履歴が明確で、外観・エンジンコンディションの良い個体は、今後さらに希少性が増し、資産価値としての側面も強くなるでしょう。
また、旧車市場全体が上昇基調にあるため、CB400FOURも例外ではなく、今後のさらなる値上がりが予想されています。
さらに、将来的な再販・復刻モデルの登場が噂されており、それが本格化すればオリジナルモデルの価値が再評価されるきっかけとなる可能性もあります。
こうした動きを見越して、今のうちに手に入れて長期保有することで、趣味としての楽しさはもちろん、将来のリセール面でも大きな魅力を持つ一台となり得ます。
CB400FOURの価値を最大限楽しむために
- 定期的な整備と純正状態の維持が重要であり、特に旧車であるCB400FOURは、故障を未然に防ぐための“予防整備”が車両の寿命を大きく左右します。オイル交換やプラグの点検だけでなく、電装系やブレーキ周りなどの細かいチェックも欠かせません。また、純正状態を保つことは資産価値の維持にも直結しており、オリジナルパーツの保存や非改造車両としてのステータスが将来的な評価に影響を与えることは明らかです。
- 旧車ミーティングやイベント参加も魅力の一つで、同じモデルの愛好家とつながりを持つことで情報交換ができるだけでなく、パーツ入手の助けになったり、整備ノウハウを共有したりと、趣味としての広がりを感じられます。これらのイベントは地域ごとに定期的に開催されており、実車の美しさやカスタムの工夫を見ることも大きな刺激になります。
- 一生モノとしての所有価値が光る一台であり、CB400FOURは単なる移動手段ではなく、人生を彩る趣味の対象、さらには“文化財”的な意味合いを持つこともあります。所有しているだけで誇らしく、手間をかけるほどに愛着が増すこのバイクは、多くのオーナーにとって特別な存在となり、次世代へと受け継がれる価値ある1台として語り継がれています。