
プレミアバイクワールド・イメージ
カワサキを代表するビッグネイキッドとして、今なお根強い人気を誇るZRX1200DAEG。
中古車を探してみると、新車販売当時の価格を上回る車両もあり、「こんなに値上がりしているの?」と驚く人も多いでしょう。
ZRX1200DAEGは2016年に生産を終了しており、新車の供給が増えることはありません。
さらに低走行車やフルノーマル車、最終モデルのFinal Editionなどは希少性が高まり、今後の中古相場にも注目が集まっています。
一方で、現在の高値がこのまま続くのか、さらに300万円クラスまで高騰するのか、それとも相場が落ち着くのかは気になるところです。
絶版人気車だからといって、すべてのDAEGが同じように値上がりするとは限りません。
この記事では、ZRX1200DAEGの現在の中古相場や新車価格からの価格推移、値上がりしている理由を詳しく解説します。
さらにFinal Editionのプレミア価値、今後の相場予想、狙い目年式、中古車選び、買い時・売り時まで紹介します。
これからZRX1200DAEGを購入したい人はもちろん、すでに所有していて「今売るべきか」と迷っている人も、今後の価値を判断する参考にしてください。
この記事のポイント
- ZRX1200DAEGの現在の中古相場と価格推移
- ZRX1200DAEGが値上がりしている理由
- Final Editionのプレミア価値と今後の将来性
- 値上がり前に狙いたい年式と中古車の選び方
- 今後の相場予想と買い時・売り時の判断ポイント
ZRX1200DAEGは今後値上がりする?【まず結論】

プレミアバイクワールド・イメージ
ZRX1200DAEG(ダエグ)は、今後も状態のよい個体を中心に高値を維持する可能性があるバイクです。
2009年にZRX1200Rの後継モデルとして登場し、2016年にFinal Editionを最後に生産を終了しました。すでに新車の供給はなく、年数が経つほど低走行・ノーマル・良好なコンディションを保った車両は減っていきます。
一方で、すべてのZRX1200DAEGが同じように値上がりするとは限りません。
今後の価格を考えるうえでは、
年式 × 走行距離 × 状態 × 純正度 × 特別仕様
の5つを見ることが重要です。
ZRX1200DAEGはすでに値上がりしている?
結論からいえば、ZRX1200DAEGは新車販売当時と比較して、中古車でも高値が付く個体が珍しくない状況です。
デビュー時のメーカー希望小売価格はカラーによって112万円または114万円でした。現在の中古市場では130万~200万円前後の掲載車が多く見られ、カスタム内容や希少仕様によってはさらに高額な車両もあります。
ただし、新車価格と現在の中古販売価格を単純比較して「○%値上がりした」と判断するのは注意が必要です。
中古販売価格には販売店の整備費用や利益などが含まれるうえ、車両の状態やカスタム内容も異なるからです。
新車価格
↓
生産終了
↓
中古需要が継続
↓
良質車が減少
↓
状態のよい車両に高値が付きやすくなる
という流れで考えると分かりやすいでしょう。
ZRX1200DAEGの現在の中古相場はいくら?
2026年10月時点のグーバイクでは、ZRX1200DAEGの中古車が173台掲載されています。
掲載例を見ると、通常モデルで128.8万円、138.3万円、2016年モデルで164.8万円や178.8万円、Final Editionでは197万円といった車両が確認できます。
バイク王の中古在庫でも、Final Editionが169.8万円、2013年式・約3.5万kmのカスタム車が127.8万円という掲載例があります。
現在のイメージを大まかに整理すると次のようになります。
| 車両タイプ | 中古販売価格のイメージ |
|---|---|
| 走行距離多め・前期型 | 100万円台前半~ |
| 標準的な中古車 | 130万~170万円前後 |
| 後期・低走行車 | 150万~190万円前後 |
| Final Edition | 170万~200万円前後が中心候補 |
| 希少仕様・極上車・大幅カスタム | 200万円超もあり |
※2026年10月時点の掲載例をもとにした目安。実際の価格は状態・走行距離・販売店・装備などで大きく変動します
ここで重要なのは、中古車の販売価格=実際に売却できる買取価格ではないことです。
「DAEGが200万円で売られているから、自分のDAEGも200万円で売れる」とは限りません。
新車価格と現在の中古価格を比較
ZRX1200DAEGがどれほど高値になっているのかは、新車販売時の価格と比べると分かりやすくなります。
2009年の発売時は、キャンディミスティックブルーとメタリックインペリアルレッドが112万円、パールメテオグレー×メタリックスパークブラックが114万円でした。
その後価格改定や特別仕様車が登場し、2015年の通常モデルは117万2,880円、2016年のFinal Editionは120万4,200円でした。
| モデル | 当時のメーカー希望小売価格 |
|---|---|
| 2009年 標準色 | 112万円 |
| 2009年 特定カラー | 114万円 |
| 2015年 通常モデル | 117万2,880円 |
| 2016年 Final Edition | 120万4,200円 |
現在ではFinal Editionの中古車が170万~200万円前後で掲載されるケースもあります。
つまり、10年前の新車価格を上回る中古車が存在するのが現在のZRX1200DAEG市場です。
ただし、物価上昇や中古販売店の諸コストなどもあるため、「販売価格が新車価格を超えた=そのまま資産価値が上昇した」と単純化しないことが重要です。
ZRX1200DAEGの価格推移を確認
ZRX1200DAEGの価格は、一直線に上昇してきたわけではありません。
大きな転換点になったのは2016年の生産終了です。
2009年
新車発売
↓
2016年
Final Edition登場・生産終了
↓
生産終了後
新車供給がなくなる
↓
中古市場
ZRXシリーズの人気を背景に需要が継続
↓
現在
低走行・良質車・Final Editionなどを中心に高値
という流れがあります。
特に生産終了後は、「欲しくても新車では買えない」という希少性が加わりました。
ただし中古バイク相場は景気、金利、ユーザー層、他モデルの人気などでも変化します。
過去に上がったからといって、今後も同じペースで上昇するとは限りません。
今後さらに値上がりする可能性はある?
可能性はあります。
特に、
- Final Edition
- 低走行車
- フルノーマル車
- 純正部品がそろっている車両
- 修復歴がなく状態のよい車両
- 人気カラーや特別仕様車
- 整備履歴が明確な車両
は、中古市場で評価されやすい条件です。
ZRX1200DAEGは2009年から2016年まで販売されたモデルなので、今後は年式が古くなるにつれて「きれいなDAEG」が減っていきます。
そのため、
DAEG全体が一律に上がる
というより、
極上車と普通の中古車との価格差が広がる
可能性を考えておいた方が現実的です。
300万円・400万円まで高騰する可能性は?
通常のZRX1200DAEGが市場全体で300万円、400万円になると考えるのは現時点では早いでしょう。
2026年10月時点でも200万円を超える掲載車はあります。たとえば大幅なカスタムが施された車両で264万円という掲載例も確認できますが、これは通常のDAEG全体の相場を意味するものではありません。
300万円以上になると、
極端な低走行
+
非常に良好な保存状態
+
希少仕様
+
高いオリジナル度
+
市場での強い需要
など複数の条件が必要になると考えた方がよいでしょう。
400万円についても、現時点で一般的な中古相場として期待する価格ではありません。
| 価格帯 | 現時点での考え方 |
|---|---|
| 100万円台 | 一般的な中古車で見られる |
| 200万円台 | Final Edition・低走行・カスタム車などで見られる可能性 |
| 300万円台 | 通常相場とは分けて考えるべき |
| 400万円台 | 現状では一般的な相場とはいえない |
「300万円になるから今買う」といった投機的な判断は避けた方が安全です。
Final Editionは通常モデルより値上がりしやすい?
Final Editionは、通常モデルよりプレミア価値を維持しやすい条件を持っています。
2016年にZRX1200DAEGの最終仕様として発売され、Z1000R1をイメージしたライムグリーンの専用カラー、特別シート、専用エンブレム、「FINAL EDITION」デカールなどが採用されました。
当時のメーカー希望小売価格は120万4,200円です。
現在はFinal Editionで169.8万円や197万円といった販売例が確認できます。
特に、
純正外装
+
低走行
+
修復歴なし
+
純正部品・付属品あり
+
良好な保管状態
という個体は、将来的にも評価されやすいでしょう。
ZRX1200DAEGを今買うべきか待つべきか?
「安くなるまで待つ」という方法もありますが、良質な中古車を狙っているなら必ずしも有利とは限りません。
年数が経過すれば車両価格が下がる可能性がある一方で、状態のよい低走行車は市場から減っていくからです。
おすすめの考え方は次のとおりです。
| 購入目的 | 判断 |
|---|---|
| 長く乗りたい | 状態のよい車両があれば検討 |
| 価格重視 | 前期・中期の良質車を比較 |
| 希少価値重視 | Final Editionを検討 |
| 資産価値だけが目的 | 慎重に判断 |
| 300万円以上への高騰期待 | おすすめしない |
「今後上がるか」だけではなく、現在の価格で自分が乗りたいと思えるかを基準にすることが重要です。
現在の相場と将来性を一覧で確認
ここまでを整理します。
| 項目 | 評価 | ポイント |
|---|---|---|
| 現在の中古相場 | 高値傾向 | 新車価格を超える掲載車もある |
| 前期型 | 比較的狙いやすい | 状態差が大きい |
| 後期型 | 高め | 低走行車は特に高値 |
| Final Edition | 高い | 最終仕様として人気 |
| 低走行車 | 高評価になりやすい | 保管状態も重要 |
| フルノーマル | 将来価値に期待 | 純正部品の有無も重要 |
| カスタム車 | 内容次第 | カスタム費=査定額ではない |
| 今後の値上がり | 可能性あり | 全車一律ではない |
| 300万~400万円 | 慎重に判断 | 通常相場としては期待しにくい |
H2 ZRX1200DAEGが値上がりしている7つの理由

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ZRX1200DAEGが高値で取引される背景には、生産終了だけでなく、ZRXシリーズそのものの人気やモデルとしての完成度、Final Editionの存在など複数の理由があります。
1.2016年に生産終了して新車が増えない
最大の理由は、すでに生産を終了していることです。
ZRX1200DAEGは2009年に登場し、2016年のFinal Editionをもって生産終了となりました。
新車が追加供給されない以上、市場に存在する車両数は基本的に増えません。
事故や故障、輸出、長期保有などによって中古市場へ出てくる良質車が減れば、需要に対して供給が不足しやすくなります。
2.ZRXシリーズの最終完成形として人気が高い
DAEGはZRX1200Rの後継として登場しました。
1,164cc水冷4ストローク並列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は110PS。フューエルインジェクションや6速トランスミッションを採用し、日本の道路事情やユーザーを意識して開発された国内専用モデルです。
ZRX1100から続くスタイルを残しながら現代化されたモデルであることが、現在の人気につながっています。
3.大排気量4気筒ネイキッドとして希少になっている
ZRX1200DAEGの魅力は、1,164ccの水冷並列4気筒エンジンと、昔ながらのビッグネイキッドらしいスタイルを組み合わせていることです。
現在でも大型4気筒モデルは存在しますが、DAEGと同じキャラクター、デザイン、乗り味を持つ新車がそのまま存在するわけではありません。
つまり単に「1200ccだから希少」なのではなく、
大排気量直4
×
角型ビキニカウル
×
ツインショック
×
ZRXらしいスタイル
という組み合わせに価値があります。
4.カワサキらしい角型デザインの人気が根強い
ZRX1200DAEGは、角型ビキニカウル、角張った燃料タンク、ツインショックなど、一目でZRXシリーズと分かるデザインを受け継いでいます。
このデザインは流行だけに左右されにくく、ZRX1100やZRX1200Rから続くファン層にも支持されています。
中古バイクではスペックだけでなく、「この形でなければ欲しくない」という指名買いがあるモデルほど相場が支えられやすい傾向があります。
5.Final Editionにプレミア価値がある
Final Editionの存在も相場を押し上げる要因です。
Z1000R1をイメージしたライムグリーンを採用し、専用サイドカバー、特別デカール、ゴールドパーツ、特別シートなどが与えられています。
しかも「ZRX1200DAEGの最後」という分かりやすいストーリーがあります。
中古車では、
通常車
↓
後期型
↓
特別仕様車
↓
Final Edition
という形で、希少性による価格差が生まれやすくなります。
6.低走行・ノーマル車の流通台数が減っている
DAEGは最終型でもすでに生産終了から約10年が経過しています。
そのため今後は、
- 走行距離1万km以下
- 転倒歴なし
- 純正外装
- 純正マフラー
- 整備記録あり
- 屋内保管
- サビや腐食が少ない
といった条件を満たす車両が徐々に貴重になります。
特にZRXはカスタム人気が高いため、オリジナル状態を保った個体は相対的に希少になる可能性があります。
ただし、ノーマルだから必ず高いわけではなく、車両状態が最優先です。
7.中古バイク全体の価格上昇が相場を押し上げた
DAEGだけが独立して値上がりしたわけではありません。
近年は絶版スポーツモデルや大型ネイキッドなどで、中古価格が新車当時より高くなるケースが見られます。
ただし市場全体の価格環境は今後も一定とは限りません。
金利、景気、ユーザーの年齢構成、維持費、新型車の登場などによって中古車需要が弱まれば、DAEGの相場にも影響する可能性があります。
ZRX1200DAEGの値上がりは一時的なブームなのか?
短期的なブームだけとは考えにくい一方、今後も右肩上がりが続く保証はありません。
DAEGには、
生産終了
+
ZRXブランド
+
特徴的なデザイン
+
大排気量4気筒
+
Final Edition
+
良質車の減少
という中古価値を支える複数の要素があります。
そのため急激に価値がなくなるとは考えにくいモデルですが、過去の値上がりだけを根拠に将来価格を断定するのは危険です。
今後は「DAEGなら何でも高い」という市場より、状態のよい個体とそうでない個体の二極化を意識しておくとよいでしょう。
ZRX1200DAEGの中古相場を年式・モデル別に比較

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ZRX1200DAEGは2009~2016年まで販売されましたが、中古価格は年式だけでは決まりません。
走行距離、状態、カラー、特別仕様、カスタム、純正部品の有無などによって数十万円単位の差が出ることがあります。
その前提で、年式ごとの傾向を見ていきましょう。
2009~2011年式の中古相場
2009~2011年式はDAEGの前期にあたり、後期モデルより購入価格を抑えやすいゾーンです。
一方で15年以上経過した車両もあるため、価格だけで選ぶのはおすすめできません。
確認したいのは、
- フロントフォーク
- リアサスペンション
- 冷却系
- ホース類
- ベアリング
- ブレーキ
- 電装系
- サビ・腐食
などです。
安い前期型を購入してから整備費が大きくかかれば、結果的に後期型より高くなることもあります。
前期型は「安さ」より「整備状態」で選ぶのがポイントです。
2012~2014年式の中古相場
2012~2014年式は、価格と年式のバランスを取りやすいゾーンです。
2013年にはZ生誕40周年記念の特別仕様車、2014年にはBLACK LIMITEDなども存在します。
そのため同じ年式でも通常モデルと特別仕様車を一括りにはできません。
価格を抑えながら比較的新しいDAEGを探したいなら、この中期モデルは有力候補です。
2015~2016年式の中古相場
2015~2016年式は最終期にあたり、低走行車や状態のよい個体では高値になりやすいゾーンです。
2026年10月の掲載例では、2016年モデル・走行4,485kmが164.8万円、走行3,866kmが178.8万円となっています。
一方で、2016年最終型・走行8,339kmで134.8万円という掲載例もあります。
つまり、
「2016年式だから180万円以上」
とは言えません。
同じ年式でも状態、仕様、販売店、カスタム内容などによって大きな価格差があります。
ZRX1200DAEG Final Editionの中古相場
Final EditionはDAEGの中でも特に注目度が高いモデルです。
2026年10月時点では、走行11,680kmのFinal Editionが197万円、別の販売店ではFinal Editionが169.8万円という掲載例が確認できます。
新車価格が120万4,200円だったことを考えると、中古販売価格が当時の新車価格を大幅に上回る個体が存在します。
ただしFinal Editionでも、
低走行
+
純正状態
+
良好な外装
+
修復歴なし
+
付属品あり
といった条件によって価値は変わります。
通常モデルとFinal Editionの価格差はどれくらい?
価格差は固定ではありません。
現在の掲載例では通常の2016年モデルが130万~170万円台、Final Editionでは170万~200万円前後の車両が確認できますが、個体条件が異なるため単純比較はできません。
| 比較項目 | 通常モデル | Final Edition |
|---|---|---|
| 希少性 | ○ | ◎ |
| 最終モデルとしての象徴性 | ○ | ◎ |
| 専用カラー・装備 | モデルによる | ◎ |
| 中古価格 | 比較的幅広い | 高めになりやすい |
| 将来価値 | 状態次第 | 良質車は期待しやすい |
Final Editionという名前だけでなく、その個体がどれだけオリジナル状態を維持しているかまで見る必要があります。
人気カラーは中古価格が高くなりやすい?
カラーは中古価格に影響する要素のひとつです。
特にZRXシリーズではライムグリーン系の人気が根強く、Final EditionもZ1000R1をイメージしたライムグリーンを採用しています。
ただし、
人気カラー=必ず数十万円高い
という単純なものではありません。
中古車ではカラーよりも、走行距離、外装状態、転倒歴、整備履歴などの方が大きな価格差につながるケースがあります。
走行距離1万km・2万km・3万kmで相場はどう変わる?
一般に同じ年式・仕様・状態なら、走行距離が少ない車両ほど高く評価されやすくなります。
目安として考えるなら次のようになります。
| 走行距離 | 中古市場での見られ方 |
|---|---|
| ~1万km | 低走行として評価されやすい |
| 1万~2万km | 比較的人気が高いゾーン |
| 2万~3万km | 状態と整備履歴が重要 |
| 3万km超 | 価格は下がりやすいが程度次第 |
| 5万km超 | 整備状態をより重視 |
ただし、走行距離だけで判断してはいけません。
10年間ほとんど乗られず整備されていない5,000kmの車両より、定期的に整備されてきた2万kmの車両の方が安心して乗れる場合もあります。
低走行=極上車ではありません。
ノーマル車とカスタム車ではどちらが高い?
将来的な希少価値を重視するなら、フルノーマルまたは純正部品が残っている車両が有利になりやすいでしょう。
一方、ZRX1200DAEGはカスタム人気が高く、オーリンズ、ホイール、フルエキゾースト、ブレーキなど、有名ブランドのパーツを装着した車両が高額販売されることもあります。
実際、現在も前後オーリンズや社外ホイールなどを装着した車両で264万円という掲載例があります。
ただし重要なのは、
100万円カスタムしたから中古価格も100万円上がる
わけではないことです。
| 重視するもの | おすすめ |
|---|---|
| 将来価値 | フルノーマル |
| 自分好みに乗る | 良質なカスタム車 |
| 売却時の選択肢 | 純正部品付き |
| 購入価格を抑える | 前期・中期の良質車 |
| 希少性 | Final Edition+純正状態 |
高くても買う価値があるZRX1200DAEGの条件
中古価格が高くても、それだけで「高すぎる」とは判断できません。
むしろDAEGのような絶版人気車では、安い車両を買って後から修理するより、最初から状態のよい車両を選んだ方が結果的に満足できることがあります。
高くても検討する価値があるのは、
①修復歴がない
②整備記録が確認できる
③エンジン・冷却系・足回りの状態がよい
④サビや腐食が少ない
⑤純正部品が残っている
⑥過度な改造がされていない
⑦低走行だけでなく定期的に整備されている
という車両です。
最終的には、
年式 → 走行距離 → 価格
だけを見るのではなく、
状態 → 整備履歴 → 純正度 → 年式 → 走行距離 → 価格
の順で比較すると、値上がりした現在の市場でも失敗を減らしやすくなります。
ZRX1200DAEGは今後どこまで値上がりする?

プレミアバイクワールド・イメージ
ZRX1200DAEGは生産終了から約10年が経過しており、今後も低走行・フルノーマル・Final Editionなどの条件がそろった車両は高値を維持する可能性があります。
ただし、「DAEGなら今後も必ず値上がりする」と考えるのは危険です。
今後はすべての車両が同じように上がるのではなく、
希少性の高い極上車 → 高値維持・上昇
一般的な中古車 → 横ばい・緩やかな変動
状態の悪い車両 → 値下がり
という二極化・三極化が進む可能性があります。
今後5年の中古相場を予想
今後5年間のZRX1200DAEG相場は、急激な全面高というより、良質車を中心に高値を維持する展開を想定しておくのが現実的です。
特にFinal Edition、後期低走行車、フルノーマル車は、時間が経つほど条件のよい個体を探しにくくなります。
一方で、前期型や走行距離の多い車両まで同じペースで値上がりするとは限りません。
| 今後5年のシナリオ | 可能性 | 考え方 |
|---|---|---|
| 良質車がさらに上昇 | ○ | 希少性が高まる |
| 現在の高値を維持 | ◎ | 最も想定しやすい |
| DAEG全体が急騰 | △ | 需要拡大が必要 |
| 相場全体が下落 | △ | 中古市場次第 |
| Final Editionだけ突出 | ○ | 希少価値が評価されやすい |
※将来価格を保証するものではありません
「5年後に○○万円」と金額を断定するより、どの個体が残っているかを見る方が重要です。
値上がりしやすいZRX1200DAEGの特徴
将来価値を考えるなら、年式だけではなく個体条件を確認しましょう。
特に評価されやすいと考えられるのは次のような車両です。
| 条件 | 将来価値への期待 |
|---|---|
| Final Edition | ◎ |
| 後期型 | ○~◎ |
| 低走行 | ◎ |
| フルノーマル | ◎ |
| 純正外装がきれい | ◎ |
| 純正部品が残っている | ◎ |
| 整備記録が明確 | ○~◎ |
| 修復歴なし | ◎ |
| 屋内保管・腐食少なめ | ◎ |
| 大幅カスタム | 内容次第 |
重要なのは「低走行だから価値がある」ではなく、低走行で、なおかつ状態がよいことです。
Final Editionはさらにプレミア化する?
Final Editionは、DAEGの中でもプレミア価値を維持しやすいモデルと考えられます。
2016年の最終仕様で、Z1000R1をイメージした専用カラー、専用エンブレム、「FINAL EDITION」デカール、ゴールド仕上げのパーツなどが採用されました。
当時のメーカー希望小売価格は120万4,200円です。
通常モデルとの差額自体は大きくありませんでしたが、「DAEG最後のモデル」という明確な付加価値があります。
今後特に注目したいのは、
Final Edition
↓
純正外装
↓
低走行
↓
修復歴なし
↓
純正部品・付属品あり
↓
整備・保管状態良好
という条件がそろった車両です。
ただし、Final Editionだから無条件で値上がりするわけではありません。
外装の傷みが激しい、長期間放置されている、事故歴があるといった車両では、希少モデルでも評価が下がる可能性があります。
低走行・フルノーマル車は今後希少になる?
希少になる可能性は高いでしょう。
DAEGはカスタムベースとしても人気があり、マフラー、サスペンション、ホイール、ブレーキなどを交換している車両も少なくありません。
さらに時間が経つほど走行距離は増え、外装やゴム部品なども劣化します。
そのため、
生産終了から10年
↓
低走行車が減る
↓
ノーマル車も減る
↓
きれいな純正外装も減る
↓
条件のよい車両の希少性が上がる
という流れが考えられます。
ただし「フルノーマル=機械的コンディションがよい」とは限りません。
長期間ほとんど動かしていない車両なら、低走行でもタイヤ、油脂類、シール、ホース、バッテリーなどの確認が必要です。
逆に値下がりする可能性はある?
もちろんあります。
絶版車だからといって、価格が永遠に上昇するわけではありません。
値下がり要因として考えられるのは、
- 中古バイク市場全体の冷え込み
- 購入層の減少
- 維持費や修理費の上昇
- 良質な代替モデルの登場
- 金利や景気の変化
- 部品入手性の悪化
- 高騰による買い控え
などです。
特に中古価格が上がりすぎると、
DAEGが欲しい
↓
しかし180万円は高い
↓
現行車も比較する
↓
中古DAEGの需要が弱まる
という逆方向の力も働きます。
「絶版だから必ず上がる」ではなく、需要と供給のバランスで考えましょう。
新型ZRXが登場したら中古相場は下がる?
仮に将来、新型ZRXが登場した場合でも、旧DAEGの価格が必ず下落するとは限りません。
考えられるパターンは2つあります。
新型ZRXへ需要が移る
→ DAEGの相場が弱くなる
一方で、
ZRXという名前が再注目される
→ 旧DAEGにも注目が集まる
可能性があります。
さらに新型が登場しても、エンジン、車体、デザイン、電子制御などが大きく異なれば、「昔のDAEGが欲しい」という需要は残るでしょう。
したがって、現時点で存在が確定していない将来モデルを前提にDAEGの購入判断をする必要はありません。
Z900RSなど現行ネオクラシックとの関係
ZRX1200DAEGの相場を考えるうえで無視できないのが、現行ネオクラシックの存在です。
Z900RSはZ1のイメージを現代の技術で再構築したモデルで、2026年モデルでは電子制御スロットル、クイックシフター、IMUなども採用されています。
つまりユーザーには、
昔ながらのビッグネイキッド
→ ZRX1200DAEG
現代装備を備えたレトロスポーツ
→ Z900RS
という選択肢があります。
これはDAEGにとって競合要因になる一方、「電子制御が少なく、ZRXらしい角型スタイルの大排気量4気筒が欲しい」という需要を明確にする要因にもなります。
Z900RSが存在するからDAEGの価値がなくなる、という単純な関係ではありません。
部品供給の減少は将来価値に影響する?
影響する可能性があります。
年数が経過すると、メーカー純正部品の一部が生産終了になることがあります。
特に将来価値を考えるなら、
- 純正外装
- タンク
- カウル
- デカール
- メーター
- 専用部品
- Final Edition固有部品
などの状態は確認しておきたいところです。
部品が手に入りにくくなると希少価値を押し上げる場合もありますが、逆に修理や維持が難しくなり、購入希望者が減る可能性もあります。
つまり、
部品が希少になる=必ず車両価格が上がる
ではありません。
長く所有するなら、価格上昇より「維持できるか」を優先しましょう。
ZRX1200DAEGは資産価値を期待して買えるバイク?
一定のリセールバリューは期待できますが、投資商品として考えるのはおすすめできません。
バイクには、
車検
+
税金
+
保険
+
整備
+
タイヤ
+
保管
+
経年劣化
といった維持コストがかかります。
たとえば150万円で購入して5年後に180万円で売れたとしても、維持費まで含めれば「30万円儲かった」とは限りません。
ZRX1200DAEGの価値は、
乗って楽しめる
+
所有満足度が高い
+
売却時にも一定の価値が残る可能性がある
という点にあります。
「値上がりしたらうれしい」程度に考え、バイクとして欲しいかどうかを購入基準にするのがおすすめです。
値上がり前にZRX1200DAEGを買うなら?狙い目年式と選び方

プレミアバイクワールド・イメージ
値上がりしたZRX1200DAEGを今から購入するなら、「最も安い車両」ではなく「価格に対して状態のよい車両」を探すことが重要です。
目的別に考えると、狙い目は変わります。
| 購入目的 | 狙い目 |
|---|---|
| 価格を抑えたい | 2009~2014年の良質車 |
| 年式とのバランス | 中期モデル |
| 長期保有 | 後期モデル |
| 将来価値重視 | 後期・低走行・純正車 |
| 希少価値重視 | Final Edition |
| カスタムして楽しむ | 状態のよい通常モデル |
コスパ重視なら前期・中期モデルを狙う
Final Editionや後期低走行車は人気が高く、購入価格も高くなりやすいため、乗ることを最優先するなら前期・中期モデルも有力です。
特に2009~2014年式なら、Final Editionのプレミア分を避けながらDAEGそのものを楽しめます。
ただし前期型は年数が経過しているため、
車両価格が安い
↓
購入
↓
タイヤ交換
↓
フォーク整備
↓
ブレーキ整備
↓
冷却系整備
↓
結局高くなる
というケースには注意が必要です。
購入価格だけでなく、納車後2~3年程度の整備費まで考えて比較しましょう。
将来価値を重視するなら後期モデルを狙う
将来のリセールまで考えるなら、2015~2016年の後期型は候補になります。
年式が比較的新しく、低走行車や状態のよい車両も探しやすいからです。
狙いたい条件は、
後期型
+
低走行
+
修復歴なし
+
純正外装
+
整備記録あり
です。
ただし後期型というだけで高額車を選ぶ必要はありません。
10年以上経過した現在では、年式差以上にコンディション差が重要です。
プレミア価値ならFinal Editionを狙う
希少性を最優先するならFinal Editionです。
Final Editionは2016年に登場したDAEG最後の仕様で、専用カラーやエンブレム、特別デカールなどが採用されています。
当時のメーカー希望小売価格は120万4,200円でした。
特に価値を意識するなら、
| 確認項目 | 重要度 |
|---|---|
| 純正外装 | ★★★★★ |
| Final Edition専用部品 | ★★★★★ |
| 修復歴 | ★★★★★ |
| 走行距離 | ★★★★☆ |
| 整備記録 | ★★★★☆ |
| 純正部品の保管 | ★★★★☆ |
| 保管状態 | ★★★★★ |
という順で確認しましょう。
Final Editionでも大きく改造されている車両より、オリジナル状態を維持した個体の方が将来的な希少性を期待しやすいでしょう。
走行距離だけで中古車を選ばない
中古DAEGで特に注意したいのが「低走行なら安心」という考え方です。
たとえば、
A車:5,000km・長期放置
B車:20,000km・毎年点検
なら、必ずしもA車の方が機械的コンディションに優れるとは限りません。
低走行車でも、
- タイヤの製造年
- バッテリー
- ブレーキフルード
- 冷却水
- フォークシール
- ホース類
- ガソリンタンク内部
- チェーン
- ブレーキキャリパー
などを確認しましょう。
走行距離は判断材料のひとつであり、車両状態そのものではありません。
フルノーマル車を優先した方がいい?
将来価値を優先するなら、フルノーマル車は有力です。
ZRX1200DAEGはカスタム人気が高いため、年数が経つほど完全なノーマル車は減っていく可能性があります。
ただし乗ることが目的なら、必ずしもノーマルにこだわる必要はありません。
特に、
- 車検対応マフラー
- 良質なサスペンション
- ブレーキ強化
- ETC
- グリップヒーター
など、自分が必要としている装備が付いた中古車なら購入後の費用を抑えられる場合があります。
理想は、カスタム済みでも純正部品が残っている車両です。
カスタム車を買うときに確認したいポイント
カスタム車はパーツ価格だけで判断してはいけません。
確認したいのは、
何が付いているか
↓
誰が取り付けたか
↓
正しく取り付けられているか
↓
車検に対応できるか
↓
純正部品が残っているか
です。
特にマフラー、ハンドル、ブレーキ、ホイール、サスペンション、電装系などは確認しましょう。
100万円分のカスタムパーツが装着されていても、その100万円がそのまま中古価値に加算されるわけではありません。
修復歴・転倒歴・メンテナンス履歴を確認する
DAEGの中古車選びでは、外観だけではなく過去の履歴が重要です。
確認したいポイントは次のとおりです。
| 確認場所 | 見るポイント |
|---|---|
| フレーム | 傷・修正跡・塗装跡 |
| エンジンカバー | 転倒傷 |
| ハンドルストッパー | 強い打痕 |
| マフラー | 擦り傷・交換歴 |
| ステップ | 転倒傷 |
| タンク・カウル | 補修・再塗装 |
| 記録簿 | 点検・整備履歴 |
| 車検証 | 所有・使用履歴の参考 |
「修復歴なし」と表示されていても、軽い立ちゴケや外装交換まで意味するとは限りません。
気になる傷や交換部品があれば販売店に確認しましょう。
エンジン・足回り・電装系で確認したいポイント
外装がきれいでも、機械部分の状態が悪ければ購入後に費用がかかります。
エンジン
- 冷間時の始動
- 異音
- オイル漏れ
- アイドリング
- 排気状態
足回り
- フォークのオイル漏れ
- リアショック
- ステム
- ホイールベアリング
- タイヤ
ブレーキ
- ディスク
- パッド
- キャリパー
- フルード
電装系
- バッテリー
- メーター
- 灯火類
- スイッチ
- 充電状態
可能なら、エンジンが完全に冷えた状態から始動させてもらうと状態を確認しやすくなります。
安すぎるZRX1200DAEGに注意する
相場より極端に安い車両には、安い理由がある可能性があります。
たとえば、
走行距離が多い
外装状態が悪い
転倒歴がある
整備が必要
サビ・腐食が多い
純正部品がない
大幅なカスタムがある
などです。
もちろん安い車両がすべて悪いわけではありません。
重要なのは、
「安いから買う」のではなく「なぜ安いのか理解して買う」
ことです。
車両価格が20万円安くても、購入後にタイヤ、サスペンション、ブレーキ、冷却系などをまとめて整備すれば、その差額がなくなることもあります。
値上がり後でも買って後悔しない7つのチェックポイント
最後に、現在の高値相場でZRX1200DAEGを購入するときの確認項目をまとめます。
| チェック | 確認内容 |
|---|---|
| ① 相場 | 同年式・同程度を複数比較 |
| ② 状態 | サビ・腐食・漏れ・傷 |
| ③ 履歴 | 整備記録・車検記録 |
| ④ 転倒 | フレーム・外装・ステップ |
| ⑤ 純正度 | 純正部品が残っているか |
| ⑥ 消耗品 | タイヤ・チェーン・ブレーキ・バッテリー |
| ⑦ 総額 | 購入後の整備費まで計算 |
購入判断の流れは、
欲しい年式・仕様を決める
↓
中古相場を確認する
↓
走行距離より状態を見る
↓
整備履歴を確認する
↓
純正部品・カスタム内容を確認する
↓
購入後の整備費を計算する
↓
総額で比較して購入する
という順番がおすすめです。
ZRX1200DAEGはすでに新車当時より高い価格で販売される個体もあるため、「これ以上値上がりする前に」と焦って買う必要はありません。
価格が安い個体ではなく、数年後も乗り続けたいと思える状態のよい個体を選ぶことが、値上がりした現在のZRX1200DAEGで後悔しない最大のポイントです。
ZRX1200DAEGを売るなら今?高く売れる条件とタイミング

プレミアバイクワールド・イメージ
ZRX1200DAEGは生産終了後も人気が高く、中古販売価格が新車当時を上回る個体も見られます。
そのため、売却を考えているオーナーにとって現在は査定を受ける価値があるタイミングといえます。
ただし、今後さらに値上がりする可能性もあれば、中古バイク市場の変化によって相場が下がる可能性もあります。
「最高値になるまで待つ」のではなく、自分が今後も乗りたいか、維持費を負担して保有したいかまで含めて判断しましょう。
ZRX1200DAEGは今売り時なのか?
ZRX1200DAEGを手放すことが決まっているなら、現在は売却を検討しやすいタイミングです。
生産終了から約10年が経過しても中古需要があり、状態のよい車両には高値が付いています。
特に、
- 低走行
- 後期型
- Final Edition
- フルノーマル
- 人気カラー
- 修復歴なし
- 整備記録あり
- 外装状態がよい
といった車両なら、複数社で査定を比較する価値があります。
一方、「まだ何年も乗りたい」と思っているなら、値上がりだけを理由に急いで売却する必要はありません。
売却を考える目安
今後ほとんど乗らない
↓
保管・維持費がかかる
↓
車検や大型整備が近い
↓
現在の査定額に納得できる
↓
売却を検討
という考え方が分かりやすいでしょう。
Final Editionは急いで売らない方がいい?
Final Editionは通常モデル以上に希少性を意識したいモデルです。
2016年の最終仕様であり、専用カラーやエンブレム、「FINAL EDITION」デカールなどを備えています。
そのため状態のよい車両なら、今後も一定の人気を維持する可能性があります。
ただし、
Final Editionだから持っていれば必ず値上がりする
とはいえません。
保管している間にもタイヤ、ゴム部品、油脂類、バッテリーなどは経年劣化します。
| 状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 今後も乗りたい | 保有を検討 |
| 屋内で良好に保管できる | 保有しやすい |
| ほとんど乗らない | 査定を検討 |
| 保管環境が悪い | 早めの売却も選択肢 |
| 維持費が負担 | 売却を検討 |
| 価格上昇だけが保有理由 | 慎重に判断 |
「もっと上がるかもしれない」だけで保有するのではなく、維持コストとのバランスを考えましょう。
低走行車は査定額が高くなりやすい?
一般に同じ年式・状態なら、低走行車の方が査定では評価されやすい傾向があります。
特に生産終了車では、年数が経つほど1万km以下などの低走行車が減っていくため、希少性が高まりやすくなります。
ただし査定は走行距離だけでは決まりません。
低走行
+
外装状態
+
機関状態
+
整備履歴
+
修復歴
+
純正度
を総合的に見られます。
長期間放置されていた低走行車より、定期的に乗られ適切に整備されてきた車両の方が評価しやすいケースもあります。
ノーマルパーツは残しておいた方がいい?
残しておくことをおすすめします。
ZRX1200DAEGはカスタム人気の高いモデルですが、売却時には純正状態へ戻せることがプラス材料になる場合があります。
特に残しておきたいのは、
- 純正マフラー
- 純正サスペンション
- 純正ミラー
- 純正ウインカー
- 純正ハンドル周辺部品
- 純正外装
- 純正シート
などです。
カスタム車+純正部品あり
なら、買取側も再販売時の選択肢を持ちやすくなります。
ただし、純正部品を戻せば必ず査定額が上がるとは限りません。戻すために高額な工賃がかかる場合は、カスタム状態のまま純正部品を一緒に査定してもらう方法もあります。
人気カラーは買取価格にも影響する?
影響する可能性があります。
ZRXシリーズはライムグリーン系のイメージが強く、Final EditionにもZ1000R1をイメージしたライムグリーンが採用されました。
ただし中古車の査定では、
カラーより車両状態
が基本です。
人気カラーでも転倒傷や色あせが目立つ車両より、別カラーでも外装状態がよく、整備履歴が明確な車両の方が高く評価されることは十分考えられます。
カラーは「査定額を決める絶対条件」ではなく、需要を左右するひとつの要素と考えましょう。
査定前にやっておきたい5つのこと
査定前だからといって、大掛かりな整備やカスタム戻しをする必要はありません。
まずは次の5つを確認しましょう。
| 項目 | やること |
|---|---|
| ① 洗車 | 汚れを落として状態を確認 |
| ② 書類 | 車検証・整備記録などを用意 |
| ③ 純正部品 | 保管している部品を確認 |
| ④ 付属品 | スペアキー・取扱説明書などを確認 |
| ⑤ 複数査定 | 1社だけで即決しない |
特に整備記録簿や交換履歴が残っている場合は、車両が適切に維持されてきたことを説明しやすくなります。
逆に、査定直前に高額なタイヤ交換や車検を行っても、その費用がそのまま査定額へ上乗せされるとは限りません。
買取店1社だけで決めない方がいい理由
ZRX1200DAEGのような絶版人気車は、買取店によって査定額に差が出る可能性があります。
その理由は、各社で、
- 在庫状況
- 販売ルート
- 得意な車種
- カスタム車への評価
- Final Editionへの評価
- 業者オークション相場の見方
などが異なるためです。
たとえば一般的な買取店と、カワサキ車や大型絶版車を得意とする店舗では評価が変わる可能性があります。
1社目で査定
↓
2~3社でも査定
↓
金額だけでなく条件を比較
↓
納得できる業者へ売却
という流れがおすすめです。
売却価格と中古販売価格の違いに注意する
ZRX1200DAEGの相場を見るときに最も注意したいポイントです。
中古サイトで180万円のDAEGを見つけても、オーナーが180万円で売却できるわけではありません。
販売店には、
- 仕入れ費用
- 点検・整備
- 消耗品交換
- 保証
- 在庫リスク
- 店舗運営費
- 利益
などが必要です。
そのため、
中古販売価格 ≠ 買取価格
です。
| 価格 | 意味 |
|---|---|
| 中古掲載価格 | 販売店が提示している価格 |
| 支払総額 | 購入者が実際に支払う目安 |
| 業者落札価格 | 業者間取引の価格 |
| 買取・査定価格 | オーナーへ提示される価格 |
「中古サイトでは200万円だから200万円で売れる」と考えず、実際に査定を受けて現在の愛車の価値を確認しましょう。
ZRX1200DAEGの値上がりに関するよくある質問

プレミアバイクワールド・イメージ
ZRX1200DAEGはなぜこんなに高いのですか?
2016年に生産終了して新車供給がなくなった一方、ZRXシリーズの人気が根強いためです。
さらに、大排気量4気筒、角型ビキニカウル、ツインショックというDAEGならではの組み合わせや、良質な中古車が減っていることも価格を支える要因です。
特に低走行車、後期型、Final Editionなどは高値になりやすい傾向があります。
ZRX1200DAEGは新車でいくらでしたか?
2009年の発売時は、カラーによってメーカー希望小売価格112万円または114万円でした。
その後価格改定が行われ、2016年のFinal Editionは120万4,200円でした。
現在では当時の新車価格を上回る中古掲載車も存在します。
ZRX1200DAEGの現在の中古相場はいくらですか?
中古価格は年式や走行距離、状態によって大きく異なります。
2026年10月時点では100万円台前半から200万円前後まで幅広く、状態やカスタム内容によっては200万円を超える掲載車も確認できます。
目安としては、
| タイプ | 価格イメージ |
|---|---|
| 前期・走行多め | 100万円台前半~ |
| 一般的な中古車 | 130万~170万円前後 |
| 後期・低走行 | 150万~190万円前後 |
| Final Edition | 170万~200万円前後が中心候補 |
| 極上・大幅カスタム | 200万円超もあり |
と考えると分かりやすいでしょう。
ZRX1200DAEGはいつ生産終了しましたか?
2016年です。
2016年にFinal Editionが発表され、これを最後にZRX1200DAEGは生産終了となりました。
そのため現在は中古車が中心となり、新車の追加供給がないことが希少性につながっています。
ZRX1200DAEGは今後も値上がりしますか?
値上がりする可能性はありますが、すべてのDAEGが上がるとは限りません。
今後特に評価されやすいと考えられるのは、
Final Edition
+
低走行
+
フルノーマル
+
修復歴なし
+
良好な保管状態
などの条件がそろった車両です。
一般的な中古車と極上車との価格差が広がる可能性もあります。
ZRX1200DAEGは300万円まで上がりますか?
一部の極上車や希少仕様が300万円近くまで評価される可能性は否定できませんが、DAEG全体の一般的な相場が300万円になると考えるのは現時点では早いでしょう。
300万円以上を前提に購入するのではなく、現在の市場価値と自分が乗りたい価格のバランスで判断することをおすすめします。
ZRX1200DAEG Final Editionはいくらですか?
新車時のメーカー希望小売価格は120万4,200円でした。
現在の中古市場では170万~200万円前後の掲載例があり、走行距離や状態によってさらに価格差があります。
中古価格は変動するため、購入時には最新の在庫を複数比較してください。
Final Editionは今後さらに高くなりますか?
可能性はあります。
DAEG最後のモデルという明確な希少性があり、専用カラーや装備も与えられているためです。
特にオリジナル状態を維持した低走行・良質車は、時間が経つほど見つけにくくなる可能性があります。
ただし将来価格を保証するものではありません。
ZRX1200DAEGで一番人気の年式は?
「一番人気」を客観的に決める統一データはありませんが、希少性では2016年のFinal Editionが特に注目されます。
一方、購入価格とのバランスを重視するなら中期型、状態のよさを重視するなら2015~2016年の後期型も候補です。
人気=Final Editionだけと考えず、購入目的によって選び分けましょう。
ZRX1200DAEGで一番人気のカラーは?
ZRXらしいライムグリーン系は根強い人気があります。
特にFinal EditionはZ1000R1をイメージしたライムグリーンを採用しており、モデルそのものの希少性と合わせて注目されています。
ただし中古価格はカラーだけで決まるわけではありません。
ZRX1200DAEGを買うなら何年式がおすすめですか?
目的によって変わります。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 価格重視 | 前期~中期 |
| 価格と年式のバランス | 中期 |
| 状態重視 | 後期 |
| 将来価値重視 | 2015~2016年の良質車 |
| 希少価値重視 | Final Edition |
ただし10年以上経過した中古車では、年式より車両状態を優先してください。
ZRX1200DAEGは何万kmまで乗れますか?
「○万kmで寿命」と一律には決められません。
エンジンや車体の寿命は、オイル交換、冷却系、保管環境、乗り方、定期整備などによって大きく変わります。
走行距離5万kmを超えていても適切に整備されている車両はありますし、低走行でも放置によって劣化している場合があります。
中古購入では走行距離だけで寿命を判断しないことが重要です。
走行距離が多いZRX1200DAEGは安くなりますか?
同じ年式・状態なら、一般に走行距離が多いほど価格は低くなりやすい傾向があります。
ただし2万kmや3万kmという数字だけで避ける必要はありません。
整備履歴が明確で機関状態がよければ、低走行の高額車よりコストパフォーマンスに優れる場合もあります。
ZRX1200DAEGはフルノーマルの方が価値がありますか?
将来的な希少価値を考えるなら、フルノーマル車は有利になりやすいでしょう。
カスタム車が多いモデルだからこそ、純正状態を維持した良質車は時間とともに希少になる可能性があります。
ただし、ノーマルというだけで状態の悪い車両まで高く評価されるわけではありません。
カスタムされたZRX1200DAEGでも高く売れますか?
カスタム内容によっては高く評価される可能性があります。
特に有名ブランドのマフラー、サスペンション、ホイール、ブレーキなどを適切に装着した車両は、中古販売価格が高くなるケースがあります。
ただし、
カスタム費用=査定額への上乗せ額
ではありません。
純正部品が残っている場合は、一緒に査定してもらうことをおすすめします。
ZRX1200RとDAEGではどちらが値上がりしていますか?
単純比較は難しいところです。
ZRX1200RはDAEGより古く、状態のよい個体の希少性があります。一方、DAEGは国内専用モデルとして登場し、6速ミッションやフューエルインジェクションなどを採用したZRXシリーズ後期のモデルです。
どちらが必ず高くなるというより、年式・仕様・状態・純正度による個体差を見るべきでしょう。
ZRX1100とDAEGではどちらが将来価値がありますか?
どちらにも異なる魅力があります。
ZRX1100はシリーズ初期のモデルとしての魅力、DAEGはZRXシリーズ後期の完成度やFinal Editionという価値があります。
将来価値だけを予想して選ぶより、
旧車らしさ → ZRX1100
比較的新しいZRX+希少性 → DAEG
という好みで選ぶ方が後悔しにくいでしょう。
Z900RSの存在はDAEGの相場に影響しますか?
影響する可能性はありますが、完全な代替関係ではありません。
Z900RSは現代的な装備を備えたネオクラシックである一方、DAEGには角型ビキニカウルやツインショックなど独自のスタイルがあります。
Z900RSがあるからDAEGが不要になるというより、ユーザーの好みによって選択肢が分かれると考える方が自然です。
ZRX1200DAEGは今買うと高値掴みになりますか?
新車時より高い中古車もあるため、価格だけを見れば「高くなった後」であることは確かです。
しかし状態のよい絶版車は、待てば必ず安くなるわけでもありません。
高値掴みを避けるには、
同年式を複数比較
↓
走行距離を確認
↓
整備履歴を確認
↓
純正度を確認
↓
購入後の整備費を計算
↓
支払総額で判断
という手順がおすすめです。
ZRX1200DAEGは今売るべきですか?
すでに手放すことを決めているなら、現在の査定額を確認してみる価値があります。
一方、まだ乗りたいのであれば「今が最高値かもしれない」という理由だけで売却する必要はありません。
中古相場の天井を正確に予測することはできないため、売却価格と今後乗り続けたい気持ちの両方で判断することが重要です。
ZRX1200DAEGは投資・資産目的で買ってもいいですか?
投資だけを目的に購入するのはおすすめしません。
購入後には車検、税金、保険、整備、保管などのコストが発生します。
さらに転倒や事故、故障、相場下落によって価値が下がる可能性もあります。
DAEGは、
乗って楽しむ
+
所有する満足感を得る
+
将来も一定の価値が残ればうれしい
という考え方で購入する方が向いています。
ZRX1200DAEGは値上がりする?相場と今後まとめ
ZRX1200DAEGは2016年に生産を終了し、現在では新車時の価格を上回る中古車も見られる人気モデルです。
特にFinal Edition、後期低走行車、フルノーマル車、整備・保管状態のよい車両は、今後も高値を維持する可能性があります。
記事全体のポイントを整理すると次のとおりです。
| ポイント | 結論 |
|---|---|
| すでに値上がりしている? | 新車価格を超える中古車もある |
| 今後も上がる? | 良質車は可能性あり |
| 全車値上がりする? | その可能性は低い |
| 300万円になる? | 一部車両は可能性があるが一般相場とは別 |
| 400万円になる? | 現時点では一般的な相場として考えにくい |
| 最も注目したいモデル | Final Edition |
| 将来価値を狙うなら | 低走行・純正・良好な状態 |
| 安く買うなら | 前期・中期の良質車 |
| 今買うべき? | 良質車なら検討する価値あり |
| 今売るべき? | 手放す予定なら査定比較を検討 |
| 投資になる? | 投資目的だけの購入はおすすめしない |
ZRX1200DAEGの今後を考えるときに重要なのは、単純に「値上がりするか、しないか」だけを見ることではありません。
生産終了
↓
中古車しか増えない
↓
良質な低走行・純正車が減る
↓
条件のよい個体の希少性が高まる
↓
一般車との価格差が広がる可能性
という流れを理解しておくことが大切です。
これから購入するなら「もっと値上がりする前に」と焦るのではなく、状態と価格が釣り合った一台を選びましょう。
すでに所有しているなら、将来価格だけを予想して保有・売却を決める必要もありません。
ZRX1200DAEGそのものを楽しみながら、結果として高いリセールバリューが残れば理想的という考え方が、値上がりした現在の市場と最も付き合いやすい方法です。


