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システムヘルメットおすすめ15選|軽さと快適性を比較

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システムヘルメットは、フルフェイスに近い安心感を保ちながら、チンガードを開けて手軽に顔を出せる便利なヘルメットです。

メガネの着脱や休憩中の水分補給がしやすく、通勤から長距離ツーリングまで幅広く活躍します。

ただし、一般的なフルフェイスより重くなりやすく、モデルによって静粛性や開閉操作、フィット感にも大きな違いがあります。

価格やデザインだけで選ぶと、首が疲れる、風切り音が気になるといった後悔につながりかねません。

本記事では、おすすめのシステムヘルメット15選を比較し、軽さや快適性、安全規格、用途に合った選び方を詳しく解説します。

自分の頭の形と使い方に合う一台を見つけ、毎日の走行をより快適にしましょう。

この記事のポイント

  • おすすめのシステムヘルメット15選と特徴
  • 人気モデルの重量・価格・安全規格の違い
  • フルフェイスやジェットヘルメットとの違い
  • 軽くて快適なシステムヘルメットの選び方
  • 用途に合ったモデルと購入時の注意点

※掲載内容・価格は2026年9月時点の情報を基準としています。重量はサイズやカラー、付属品の有無で変わるため、同じ条件での実測値ではありません。海外モデルは、日本国内で必要な規格を満たした正規流通品か必ず確認してください。

システムヘルメットおすすめ15選【比較表付き】

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システムヘルメットは、フルフェイスに近い保護性と、チンガードを開閉できる利便性を兼ね備えています。

一方、開閉機構やインナーバイザーを内蔵するため、一般的なフルフェイスより重くなりやすい点には注意が必要です。快適に使うには、重量の数値だけでなく、フィット感や重心、静粛性、開閉操作のしやすさまで比較しましょう。

おすすめ15選の重量・価格・安全規格比較表

順位モデル重量の目安価格の目安主な規格・流通状況特徴
1位SHOEI NEOTEC 3約1,659~1,816g81,400円~JIS・国内正規品快適性と静粛性
2位OGK KABUTO RYUKIサイズで異なる46,200円~JIS・SG・国内正規品コストと機能の両立
3位LS2 ADVANT X CARBON約1,550~1,650g販売店で異なる海外仕様が中心カーボン製で軽量
4位HJC RPHA 91約1,836g・L6万円台~国内正規品あり長距離向け
5位NOLAN N100-6約1,650g前後販売店で異なる国内流通を要確認快適装備が充実
6位AGV TOURMODULAR約1,720g93,500円~JIS・SG・国内正規品高速ツーリング向け
7位SCHUBERTH C5約1,600g±50g9万円台~国内規格を要確認静粛性を重視
8位SHARK OXO約1,660g前後販売店で異なる国内流通を要確認空力と操作性
9位LS2 ADVANT-X F約1,700g台64,900円~国内正規品あり180度回転式
10位NOLAN N120-1約1,750g前後販売店で異なる国内流通を要確認後方回転式
11位HJC i91約1,880g・L35,860円~JIS・SG・国内正規品コスパに優れる
12位LS2 STROBE II約1,700g±50g販売店で異なる海外仕様が中心手頃な価格帯
13位CABERG DUKE X約1,550g±50g4万円台~国内規格を要確認軽量・コンパクト
14位WINS MODIFY Xメーカー確認24,750円~国内正規品3スタイルに変更可能
15位YAMAHA YJ-21 ZENITHサイズで異なる34,100円国内規格適合品通勤にも便利

重量の公表条件はメーカーごとに異なります。SHOEIはNEOTEC 3の平均重量をサイズ別に公開しており、ソリッドのSサイズは1,659g、XLサイズは1,790gです。防曇シートなどの付属品は重量に含まれていません。SHOEI公式製品仕様

また、ランキングには海外流通モデルも含まれます。日本で公道走行に使用する場合は、価格の安さだけで選ばず、PSC・SGまたはJISなどの表示と国内正規代理店の保証を確認してください。

1位 SHOEI NEOTEC 3|快適性と静粛性に優れた上位モデル

NEOTEC 3は、長距離ツーリングでの快適性、開閉操作、空力性能、静粛性を総合的に重視する人に適しています。

シールド周辺や首元の密閉性に配慮され、専用設計のインカムをすっきり取り付けられることも特徴です。重量はソリッドのMサイズで平均1,679gと、装備が充実したシステムタイプとしては抑えられています。

メーカー希望小売価格は81,400円ですが、2026年10月1日から85,800円へ改定予定です。SHOEI公式製品情報

向いている人注意点
高速道路を頻繁に走る人本体価格が高い
長距離ツーリングを楽しむ人インカムは別売
静粛性と品質を重視する人サイズによって重量が増える

2位 OGK KABUTO RYUKI|街乗りからツーリングまで使いやすい

RYUKIは、価格と使いやすさのバランスに優れたシステムヘルメットです。

チンガードを開けやすく、インナーバイザーやメガネ対応の内装など、通勤やツーリングで役立つ機能を備えています。NEOTEC 3より購入しやすい価格帯で、初めてシステムタイプを選ぶ人にも有力な候補です。

ただし、軽量フルフェイスと比べれば重さを感じやすいため、購入前に15分以上試着し、首への負担を確認しましょう。OGK KABUTO公式サイト

3位 LS2 ADVANT X CARBON|軽さを重視したカーボンモデル

ADVANT X CARBONは、チンガードを後方まで回転できる構造と、カーボンシェルによる軽量化が魅力です。

開いたチンガードが頭上に残りにくいため、ジェットスタイルで使用した際の空気抵抗を抑えやすい設計です。一般的なシステムタイプの大きさや前方への重さが気になる人に向いています。

日本では海外仕様や並行輸入品が多いため、国内規格、保証、補修部品、頭部形状への適合を確認してから購入してください。

4位 HJC RPHA 91|長距離でも快適なプレミアムモデル

RPHA 91は、ツーリングでの静粛性と快適性に配慮されたHJCの上位システムモデルです。

首周りを覆う内装や空力を考えたシェルを採用し、高速道路を長時間走る用途に適しています。メガネに配慮した内装やインカム用スペースもあり、装備をまとめやすい点もメリットです。

Lサイズの平均重量は約1,836gとなるため、数値上の軽さより、かぶったときの重量バランスを確認しましょう。RSタイチ公式製品情報

5位 NOLAN N100-6|機能性とフィット感を両立

N100-6は、日常の扱いやすさとツーリング機能を重視したシステムヘルメットです。

インナーバイザー、曇り止め対応シールド、開閉しやすいチンガードなど、長距離走行に必要な装備をまとめています。内装のフィット感が頭に合えば、重量の数値以上に安定して感じられる可能性があります。

日本向けの販売状況や規格は時期によって異なるため、購入前にNOLAN国内公式サイトと正規取扱店を確認してください。NOLAN国内公式サイト

6位 AGV TOURMODULAR|スポーティーなツーリングモデル

TOURMODULARは、スポーツバイクにも合わせやすいシャープなデザインが特徴です。

カーボン、アラミド繊維、グラスファイバーを組み合わせたシェルを採用し、重量は最小シェルサイズで約1,720g。メガネ対応内装、インナーバイザー、Pinlock、インカム対応など、ツーリング向けの装備も充実しています。

国内仕様はJIS・SG認証を取得しており、アジアンフィットが採用されています。価格は高めですが、安全規格と国内保証を重視する人には安心感があります。AGV公式製品情報

7位 SCHUBERTH C5|高速道路で静かに走りやすい

C5は、静粛性と高速走行時の快適性を重視するツーリングライダー向けです。

重量は約1,600g±50gとされ、システムタイプとして比較的軽い部類に入ります。首周りの密閉性や空力設計にも配慮されており、長距離移動で風切り音を抑えたい人に適しています。

国内では販売店によって流通形態が異なります。欧州規格だけで判断せず、日本国内で使用できる規格表示と正規保証を確認してください。英国運輸省SHARP製品情報

8位 SHARK OXO|開閉操作と空力性能を重視

SHARK OXOは、チンガードを後方へ回転させられる構造を採用したシステムヘルメットです。

開放時のチンガードが走行風を受けにくく、ジェットスタイルでも外観をすっきり見せやすい点が魅力です。街乗りとツーリングの両方で開閉機能を頻繁に使用する人に向いています。

購入時は日本国内での正規流通、規格表示、サイズ交換、補修部品の入手方法を確認しましょう。

9位 LS2 ADVANT X|180度回転式で開放感が高い

国内で選ぶ場合は、日本人の頭部形状に合わせた「ADVANT-X F」が有力です。

チンガードを180度後方へ回転でき、システムタイプとジェットタイプを切り替えやすい構造です。インナーバイザーも搭載されているため、昼夜や天候の変化にも対応しやすくなっています。

国内公式価格は単色64,900円、グラフィック68,200円です。MからXXLまでの展開となるため、小さいサイズを必要とする人は注意してください。LS2国内公式サイト

10位 NOLAN N120-1|チンガードを後方へ回転できる

N120-1は、チンガードを後頭部側へ大きく回転できるモデルです。

通常のフリップアップ式より、開放時の前後バランスと空気抵抗を抑えやすいことが特徴。市街地ではジェットスタイル、郊外や高速道路では閉じて使用したい人に適しています。

海外仕様を購入する場合は、P・J認証の有無だけでなく、日本国内で必要な規格と保証を販売店へ確認してください。

11位 HJC i91|機能と価格のバランスがよい

i91は、必要なツーリング機能を比較的手頃な価格でそろえたモデルです。

インナーバイザー、メガネ対応内装、インカム対応スペースを備え、通勤から休日のツーリングまで幅広く使用できます。Lサイズの平均重量は約1,880gのため、軽さを最優先する人は試着が欠かせません。

国内正規品はJIS・SG規格に対応しており、価格は35,860円からです。RSタイチ公式製品情報

12位 LS2 STROBE II|手頃な価格で選びやすい

STROBE IIは、価格を抑えながらシステム機能とインナーバイザーを利用したい人向けです。

公表重量の一例は約1,700g±50gですが、地域や規格によって仕様が異なる可能性があります。日本では海外仕様が中心となるため、安さだけで並行輸入品を選ばないことが大切です。

国内規格、保証、返品条件、交換用シールドや内装の入手性を確認してください。

13位 CABERG DUKE X|コンパクトで街乗りに使いやすい

DUKE Xは、約1,550g±50gという比較的軽い重量が特徴です。

短めのチンガードとコンパクトな外観により、街乗りや通勤でも扱いやすい設計となっています。重量を抑えた海外ブランドのシステムタイプを探している人には魅力的です。

一方、日本では並行輸入品が中心です。欧州規格の表記だけで公道使用を判断せず、日本向け規格とアフターサービスを確認しましょう。

14位 WINS MODIFY X|用途に合わせてスタイルを変更できる

MODIFY Xは、別売パーツの組み替えによって、システム、システムジェット、ジェットの3スタイルへ変更できます。

街乗りやツーリングなど、用途に応じて形を変えたい人に適しています。インナーバイザーも装備され、価格は24,750円からと比較的手頃です。

サイズがL・XL・XXLに限られるため、頭囲が小さい人には適さない可能性があります。WINS公式製品情報

15位 YAMAHA YJ-21 ZENITH|通勤や日常使いに適したモデル

YJ-21 ZENITHは、フルフェイスに近い外観と、システムタイプの利便性を両立したモデルです。

大型インナーバイザー、メガネスリット、スピーカーホール、配線用の溝を備え、通勤やインカムを使ったツーリングに対応しやすくなっています。価格は34,100円で、SからXLまで展開されています。

重量を感じる場合があるため、実店舗でサイズと重心バランスを確認してから選びましょう。ワイズギア公式製品情報

おすすめ15選を軽さ・静粛性・快適性で総合比較

重視する項目第一候補比較候補
総合的な完成度SHOEI NEOTEC 3AGV TOURMODULAR
軽さLS2 ADVANT X CARBONSCHUBERTH C5
コストパフォーマンスOGK KABUTO RYUKIHJC i91
静粛性SHOEI NEOTEC 3SCHUBERTH C5
長距離ツーリングHJC RPHA 91AGV TOURMODULAR
街乗り・通勤OGK KABUTO RYUKIYAMAHA YJ-21
開放時の空力LS2 ADVANT-X FNOLAN N120-1
国内サポートSHOEI NEOTEC 3OGK KABUTO RYUKI

総合力を重視するならNEOTEC 3、価格とのバランスならRYUKI、軽さを優先するならカーボンシェルや後方回転式モデルが候補です。

ただし、最終的な快適性は頭の形との相性で決まります。多少軽くても一部に圧力が集中すれば疲れやすく、重めでも内装と重心が合えば安定して使用できます。

システムヘルメットとは?フルフェイスとの違い

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システムヘルメットとは、あごを保護するチンガードを開閉できるヘルメットです。「モジュラーヘルメット」や「フリップアップヘルメット」と呼ばれることもあります。

フルフェイスのような外観を保ちながら顔を出せるため、ツーリング、通勤、配達、メガネを使用するライダーなどから選ばれています。

チンガードを開閉できるヘルメット

最大の特徴は、ロックを解除するとチンガードを上方または後方へ動かせることです。

一般的なフリップアップ式は額の上まで持ち上がり、回転式は後頭部側まで移動します。回転式は開放時の空気抵抗を抑えやすい一方、構造が複雑になり価格が上がる場合があります。

開閉方式特徴注意点
上方フリップ式構造が一般的で選択肢が多い開放時に風を受けやすい
後方回転式開放時の前後バランスがよいモデル数が少ない
パーツ交換式用途に合わせて形を変更できる組み替えの手間がかかる

ヘルメットを脱がずに会話や休憩ができる

チンガードを開けば顔を出せるため、休憩、給油、料金所などでヘルメットを脱ぐ回数を減らせます。

ツーリング仲間との短い会話や水分補給もしやすく、着脱の手間を減らしたい人には大きなメリットです。ただし、店舗や施設ではヘルメットを脱ぐなど、場所に応じた配慮も必要です。

メガネをかけたまま着脱しやすい

開口部を広げられるため、フルフェイスよりメガネの着脱が容易です。モデルによっては、テンプルを通しやすいメガネスリットも設けられています。

ただし、メガネ対応と記載されていても、太いフレームや曲がったテンプルが内装へ干渉する場合があります。普段使っているメガネを持参して試着しましょう。

フルフェイスより重くなりやすい

チンガードのロック機構、ヒンジ、インナーバイザーなどの部品が加わるため、フルフェイスより重量が増える傾向があります。

軽量フルフェイスは1,400~1,500g台が中心ですが、システムタイプは1,600~1,900g前後になることがあります。

数値だけでなく、実際にかぶって首を左右へ動かし、前方へ引っ張られる感覚がないか確認することが重要です。

ジェットヘルメットより顔周りを保護しやすい

チンガードを閉じれば、ジェットタイプでは露出するあご周辺を覆えます。雨、虫、飛び石、冷たい走行風を防ぎやすいこともメリットです。

ただし、すべてのシステムモデルが同じ保護性能を持つわけではありません。チンガードを閉じた状態で認証された「P」、開放状態でも認証された「J」など、使用形態に対応する規格を確認してください。

チンガードを開けたまま走行できるモデルは限られる

チンガードが開くからといって、必ず開放したまま走行できるわけではありません。

開放状態での走行可否は、P・J認証、国内仕様の取扱説明書、メーカーの指示によって異なります。認証や説明が確認できない場合は、走行前にチンガードを閉じて確実にロックしてください。

システム・フルフェイス・ジェットの違い比較表

比較項目システムフルフェイスジェット
あご周り開閉式で覆える常に覆われる基本的に開放
着脱しやすさ比較的よいやや手間がかかるよい
重量重くなりやすい中程度軽い傾向
静粛性モデル差が大きい高くなりやすい風切り音が入りやすい
メガネとの相性よい傾向モデルによる着脱しやすい
開放感開閉で調整可能少ない高い
高速ツーリング適している適している防風性に注意
街乗り利便性が高い安全性を重視する人向け気軽に使いやすい

システムヘルメットは、フルフェイスの保護範囲とジェットタイプの利便性を求める人に適しています。反対に、軽さを最優先するなら軽量フルフェイス、近距離での着脱しやすさを最優先するならジェットタイプも比較しましょう。

システムヘルメットのメリット

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システムヘルメットの大きな魅力は、フルフェイスに近い保護範囲を確保しながら、必要なときにチンガードを開けられることです。

ヘルメットを何度も脱ぐ必要がなく、休憩や給油、メガネの着脱などをスムーズに行えます。通勤から長距離ツーリングまで、利便性を重視する人に適したヘルメットです。

信号待ちや休憩時に顔を出しやすい

停車中にチンガードを開けば、ヘルメットを脱がなくても顔周りへ外気を取り込めます。

暑い季節の信号待ちや休憩時に蒸れを逃がしやすく、同行者との短い会話もスムーズです。給油所や料金所など、短時間だけ顔を出したい場面でも役立ちます。

ただし、信号が変わる前にチンガードを閉じ、確実にロックされていることを確認しましょう。

メガネを外さずに着脱しやすい

チンガードを上げると開口部が広くなるため、モデルによってはメガネをかけた状態でも着脱しやすくなります。

フルフェイスのように、ヘルメットをかぶるたびにメガネを外し、あとから差し込む手間を減らせることがメリットです。メガネスリットを備えたモデルなら、テンプルによるこめかみの圧迫も抑えやすくなります。

ただし、すべてのフレームに対応できるわけではありません。太いテンプルやレンズ幅の広いメガネを使用している場合は、実際に装着して確認してください。

確認する部分チェックポイント
テンプル内装に強く挟まれていないか
こめかみ15分以上かぶっても痛くないか
鼻パッドヘルメット装着後にずれないか
インナーバイザーメガネレンズと接触しないか
インカムスピーカーと耳周辺で干渉しないか

飲み物を飲むときにヘルメットを脱がずに済む

安全な場所へ停車してチンガードを開けば、ヘルメットを脱がずに水分を補給できます。

夏のツーリングではこまめな水分補給が必要になるため、休憩のたびにヘルメットを脱ぐ手間を減らせるのは便利です。ストロー付きボトルや細口の容器なら、より飲みやすくなります。

走行中や信号待ちで無理に飲まず、駐車可能な安全な場所へ停車してから水分を補給しましょう。

インナーバイザーで日差しに対応できる

多くのシステムヘルメットには、レバー操作で出し入れできるインナーバイザーが搭載されています。

強い日差しや西日を感じたときにバイザーを下げ、夜間やトンネルでは収納できます。サングラスを持ち歩いたり、走行環境に合わせてシールドを交換したりする手間を減らせることがメリットです。

一方、バイザーの濃さ、下がる位置、鼻との距離にはモデル差があります。メガネを使用する人は、メガネレンズとバイザーが接触しないかも確認しましょう。

冬や雨の日に顔全体を保護しやすい

チンガードを閉じれば、ジェットヘルメットより顔やあご周辺へ雨風が入りにくくなります。

冬は冷たい走行風を抑えやすく、雨天時は顔や口元が濡れるのを軽減できます。チンカーテンや密閉性の高いネックロールを装備したモデルなら、首元から入り込む風にも対応しやすくなります。

ただし、密閉性が高まるとシールドが曇りやすくなる場合があります。Pinlockなどの防曇シートやベンチレーションも併用しましょう。

走行環境役立つ装備
冬の高速道路チンカーテン・厚みのあるネックロール
雨天走行防曇シート・密閉性の高いシールド
夏の市街地大型ベンチレーション・開閉しやすいチンガード
朝夕の逆光インナーバイザー
長距離ツーリング洗える内装・インカム用スペース

ツーリングから通勤まで幅広く使える

システムヘルメットは、高速道路ではチンガードを閉じ、休憩時には開けるという使い分けができます。

長距離ツーリングだけでなく、着脱する回数が多い通勤、配達、買い物にも便利です。インナーバイザーやメガネスリットを備えたモデルなら、天候や時間帯が変わる一日の走行にも対応できます。

一つのヘルメットで幅広い用途をカバーしたい人にとって、汎用性の高い選択肢です。

インカムで会話しやすいモデルが多い

システムヘルメットには、インカムのスピーカーを収めるスペースや配線用の溝を備えたモデルが多くあります。

チンガードを開ければマイク位置の調整もしやすく、休憩中の操作もスムーズです。NEOTEC 3のように専用インカムを外側へ張り出さずに装着できるモデルもあります。

インカムを使う場合は、次の点を確認しましょう。

  • スピーカーホールの深さと位置
  • 耳とスピーカーが直接当たらないか
  • マイクがチンガードの開閉を妨げないか
  • 配線を内装の下へ安全に収納できるか
  • インカム本体がインナーバイザーのレバーと干渉しないか

システムヘルメットのデメリット

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システムヘルメットは便利な反面、重量、帽体の大きさ、価格、可動部分の管理などではフルフェイスより不利になることがあります。

メリットだけで選ぶと、購入後に「想像より重かった」「高速道路で音が気になる」と後悔する可能性があります。使用時間や走行環境を考え、デメリットを許容できるか判断しましょう。

フルフェイスより重量が重くなりやすい

チンガードを動かすヒンジ、ロック機構、インナーバイザーなどが加わるため、一般的なフルフェイスより重くなる傾向があります。

軽量フルフェイスには1,400~1,500g台のモデルがありますが、システムヘルメットは1,600~1,900g前後になることも珍しくありません。

例えば、NEOTEC 3のソリッドモデルは、Sサイズの平均1,659gに対してXLサイズは平均1,790gです。同じモデルでもサイズやカラーによって重量が異なるため、自分が購入するサイズの数値を確認してください。

チンガードの可動部分で帽体が大きくなりやすい

ヒンジやロック機構を左右へ配置するため、帽体が横方向に大きく見える場合があります。

小さいサイズを選んでも帽体まで小さくなるとは限りません。複数サイズで同じ帽体を共有するモデルでは、Sサイズでも外観が大きく感じられることがあります。

見た目のコンパクトさを重視する場合は、サイズ表だけでなく、帽体の種類やシェル構成も比較しましょう。

首元から風切り音が入りやすい場合がある

チンガードやシールドの可動部分には継ぎ目があるため、走行風が入り込むと風切り音が発生します。

特に首元、シールドと窓ゴムの間、チンガードの接合部、インカム周辺は音が発生しやすい部分です。ただし、静粛性はヘルメットだけでなく、バイクのスクリーン、乗車姿勢、速度、横風によっても変わります。

音が発生しやすい部分確認・対策
首元チンカーテンとネックロールを確認
シールド周辺窓ゴムとの密着状態を確認
チンガード接合部確実にロックされているか確認
ベンチレーション開閉状態で音が変わるか確認
インカム本体走行風を受けにくい位置へ取り付ける

静粛性を重視する場合は、イヤーパッドの構造や首元の密閉性まで確認してください。

開閉機構の分だけ価格が高くなりやすい

同じメーカーのフルフェイスと比較すると、システムタイプは価格が高くなる傾向があります。

チンガードの開閉機構、金属製ロック、インナーバイザーなど、部品点数が多くなるためです。上位モデルでは、専用インカムや交換用内装を加えると総額が10万円を超える場合もあります。

本体価格だけでなく、次の費用も含めて比較しましょう。

  • 防曇シート
  • 専用インカム
  • 交換用シールド
  • チークパッドやセンターパッド
  • チンカーテンなどの補修部品
  • フィッティングサービス

長時間使用すると首や肩が疲れることがある

重いヘルメットを長時間かぶると、首や肩へ負担がかかりやすくなります。

特に低速走行、渋滞、後方確認、信号待ちでは、走行風による支えが少ないため重さを感じやすくなります。チンガードを上げた状態では重心が上方や後方へ移り、通常とは異なる負担を感じることもあります。

長距離で使うなら、実店舗で15分以上試着し、前後左右へゆっくり首を動かして確認することが重要です。

可動部分には定期的な点検が必要

チンガードのヒンジやロック部分に汚れがたまると、動きが悪くなったり、完全に固定できなくなったりする可能性があります。

シールドやインナーバイザーを含め、定期的に状態を確認しましょう。

点検部分確認する内容
チンガード左右とも確実にロックされるか
開閉レバー引っ掛かりや異常な硬さがないか
ヒンジがたつきや異音がないか
シールド傷、変形、密閉不良がないか
窓ゴム亀裂や浮きがないか
あごひもほつれやバックルの異常がないか

異常を感じた場合は自己判断で分解せず、メーカーや正規販売店へ点検を依頼してください。

チンガードを開けた状態では安全性が変わる

チンガードを開けると、あごや顔の前面が露出します。閉じた状態と同じ保護範囲ではありません。

さらに、開放したまま走行できるかはモデルによって異なります。欧州規格では、閉じた状態を示す「P」と、開いた状態を示す「J」の両方に対応するモデルがありますが、P・J認証があっても国内仕様の取扱説明書に従う必要があります。

走行前には、次の3点を確認してください。

  1. チンガードが完全に閉じている
  2. 左右のロックが確実にかかっている
  3. 取扱説明書で認められた使用状態になっている

購入前に知りたいメリット・デメリット比較表

比較項目メリットデメリット
チンガード停車時に顔を出しやすい可動部分の点検が必要
着脱メガネを扱いやすい機構によって帽体が大きくなる
重量高機能を一つにまとめられるフルフェイスより重い傾向
快適性休憩や水分補給がしやすい長時間では首や肩が疲れる場合がある
静粛性上位モデルは密閉性に配慮継ぎ目から風切り音が出ることがある
日差し対策インナーバイザーを使える機構分の重量が増える
価格一つで幅広い用途に対応同等クラスのフルフェイスより高め
安全性閉じれば顔周りを覆える開放時は保護範囲が変わる
インカム専用スペース付きが多い取り付け位置で風切り音が増える場合がある

システムヘルメットは、着脱のしやすさや開閉機能を重視する人には非常に便利です。一方、軽さや構造のシンプルさを最優先する人には、フルフェイスのほうが適している場合があります。

購入前に「どの場面でチンガードを開けたいのか」「一回の走行時間はどれくらいか」を整理すると、自分にシステムヘルメットが必要か判断しやすくなります。

軽くて快適なシステムヘルメットの選び方

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システムヘルメットは機能が多いほど便利になりますが、開閉機構やインナーバイザーによって重量も増えやすくなります。

快適なモデルを選ぶには、重量だけでなく、重心バランス、フィット感、風切り音、チンガードの操作性まで確認することが重要です。安全規格と国内サポートも含めて比較しましょう。

重量はサイズ別の公称値を確認する

ヘルメットの重量は、同じモデルでもサイズによって異なります。大きなサイズでは帽体、衝撃吸収ライナー、内装などが大きくなるため、重量も増える傾向があります。

例えば、SHOEI NEOTEC 3のソリッドモデルは、Sサイズが平均1,659g、Mサイズが1,679g、Lサイズが1,699g、XLサイズが1,790gです。グラフィックモデルでは塗装などの影響により、同じサイズでも重量が異なります。SHOEI公式製品仕様

比較するときは、次の条件をそろえましょう。

  • 自分が購入するサイズ
  • ソリッドまたはグラフィック
  • 防曇シートの装着状態
  • インカムやカメラを含まない本体重量
  • 国内仕様または海外仕様

メーカーによって測定条件が異なるため、重量だけで厳密な順位を付けるのではなく、目安として利用することが大切です。

1700g前後を軽さの目安にする

システムヘルメットでは、1,700g前後が軽さと機能性を判断する一つの目安です。

1,600g台なら比較的軽く感じやすく、1,700g台は重量と装備のバランスが取れたモデルが多くなります。1,800gを超えるモデルでも、重心が安定していれば長時間快適に使える場合があります。

重量の目安特徴選ぶときの考え方
1,600g未満システムタイプとして軽量規格・装備・国内流通を確認
1,600~1,699g比較的軽い軽さを重視する人の候補
1,700~1,799g機能とのバランスがよいツーリング用途で選びやすい
1,800~1,899g装備が充実したモデルが多い重心とフィット感を試着で確認
1,900g以上首への負担が出る場合がある長時間試着して慎重に判断

この区分は絶対的な基準ではありません。体格、首の筋力、ライディング姿勢、バイクのスクリーンによって重さの感じ方は変わります。

重量だけでなく前後の重心バランスを確認する

同じ重量でも、重心が頭の中心に近いヘルメットほど軽く感じやすくなります。

前方が重いモデルでは、低速走行や信号待ちで頭を前へ引っ張られる感覚が出ることがあります。チンガードを開くと重心が上方または後方へ移動するため、閉じた状態と開いた状態の両方を確認してください。

試着時は、次の動作を行うと判断しやすくなります。

  1. 正面を向いた状態で1分ほど静止する
  2. 首をゆっくり左右へ動かす
  3. 上下を向いて前後への引っ張りを確認する
  4. チンガードを開閉して重心の変化を確認する
  5. 15分以上かぶって首や肩の疲労を見る

チンガードを片手で開閉できるか確認する

チンガードは、グローブを着けたまま片手で無理なく操作できるものが便利です。

開閉ボタンの位置が分かりにくいモデルや、強い力が必要なモデルでは、日常的に使ううちに不便を感じる可能性があります。開けやすさだけでなく、閉じたときに左右のロックが確実にかかることも重要です。

確認項目判断するポイント
開閉ボタングローブでも位置が分かるか
必要な力片手で無理なく操作できるか
ヒンジ滑らかに動くか
閉じたとき左右とも確実に固定されるか
ロック音固定されたことを確認しやすいか
あご周辺開閉時に顔やメガネへ当たらないか

走行中の開閉は操作ミスにつながります。基本的には安全な場所へ停車してから操作しましょう。

P・J両方の認証を取得しているか確認する

P・J認証は、欧州規格で使われるシステムヘルメットの区分です。

「P」はチンガードを閉じたフルフェイス状態、「J」はチンガードを開いたジェット状態を示します。P・J両方の認証を取得したモデルは、それぞれの状態について規格上の試験を受けています。

ただし、P・J認証があれば日本で無条件に使用できるという意味ではありません。国内仕様の取扱説明書に記載された使用方法と、日本国内で必要な規格表示も確認してください。

AGV TOURMODULARはP・J認証に加え、国内仕様ではSG認証を取得しています。AGV公式製品情報

PSC・SGなど国内で必要な安全基準を確認する

PSCとSGは役割が異なります。

PSCは、日本国内で乗車用ヘルメットを販売する際に必要な表示です。SGは製品安全協会による任意の認証で、基準への適合や対人賠償制度が設けられています。

表示・規格主な意味
PSC日本国内で販売する乗車用ヘルメットに必要な表示
SG製品安全協会による任意の安全基準
JIS日本産業規格に基づく性能基準
ECE欧州を中心に採用される安全規格
P・JECE規格における開閉状態の認証区分

購入時は、ヘルメット本体の表示を確認してください。通販ページに「公道使用可能」と記載されているだけで判断せず、国内正規品であることも確認しましょう。

頭囲と頭の形に合うサイズを選ぶ

頭囲が同じでも、頭の前後幅と左右幅は人によって異なります。

サイズ表だけで選ぶと、額やこめかみに強い痛みが出たり、反対に走行中にヘルメットがずれたりすることがあります。特に海外ブランドは、国内モデルと内装形状が異なる場合があります。

頭囲は、眉の少し上、耳の上、後頭部で最も張り出した部分を通るように測ります。そのうえで実際に試着し、次の状態を確認しましょう。

  • 頭頂部まで正しく入っている
  • 額やこめかみに一点だけ強い痛みがない
  • 頬が適度に押されている
  • 首を振ってもヘルメットだけが大きく動かない
  • あごひもを締めた状態で脱げない

頬パッドと内装を調整できるモデルを選ぶ

交換用の頬パッドやセンターパッドが用意されているモデルなら、購入後もフィット感を調整できます。

新品時は頬がやや強く押される程度が一般的ですが、痛みやしびれが出るほどの圧迫は適切ではありません。反対に、簡単に顔が動くほど緩い状態では、走行中の安定性が低下します。

内装調整に対応した正規販売店で購入すると、頭の形に合わせやすくなります。内装や衝撃吸収ライナーを自己判断で削ることは避けてください。

シールドと窓ゴムの密閉性を確認する

シールドと窓ゴムの間に隙間があると、雨水や走行風が入りやすくなり、風切り音も発生します。

シールドを閉じた状態で、窓ゴムへ均一に接触しているか確認しましょう。左右どちらかだけ浮いている場合や、シールドを押すと大きく動く場合は調整が必要です。

シールドの密閉性は、静粛性だけでなく雨天時の快適性にも影響します。交換用シールドや窓ゴムを購入できるかも確認しておくと安心です。

チンカーテンと首周りの構造を確認する

あご下や首元から入る走行風は、寒さと風切り音の原因になります。

チンカーテンや厚みのあるネックロールを備えたモデルは、首元からの風を抑えやすく、高速ツーリングにも適しています。一方、密閉性が高いほど夏場に蒸れやすくなる場合があります。

取り外し可能なチンカーテンなら、季節や走行環境に合わせて調整できます。

ベンチレーションの位置と操作性を確認する

システムヘルメットは密閉性が高いため、効率よく外気を取り込めるベンチレーションが重要です。

頭頂部と口元の吸気口、後頭部の排気口を確認しましょう。グローブを着けたまま開閉できるかも大切なポイントです。

ベンチレーション主な役割
口元シールドの曇りを抑える
頭頂部頭部へ外気を取り込む
後頭部内部の熱気と湿気を排出する
シールド微開機構停車中や低速時の換気を助ける

ベンチレーションを開くと風切り音が増えるモデルもあります。静粛性とのバランスを考えて選びましょう。

インナーバイザーの見やすさを確認する

インナーバイザーは日差しを抑える便利な装備ですが、モデルによって濃さ、長さ、視界のゆがみが異なります。

バイザーを下げたときに視界全体を適切に覆い、下端が視線の中央へ入らないものが快適です。鼻に接触しないことや、操作レバーがインカムと干渉しないことも確認しましょう。

夜間やトンネルではインナーバイザーを収納し、クリアシールドで視界を確保してください。

メガネスリットの位置と幅を確認する

メガネスリットは、内装のこめかみ付近にテンプルを通しやすい空間を設けた構造です。

スリットがあっても、メガネの形やテンプルの太さによっては圧迫されることがあります。普段使用しているメガネを店舗へ持参し、チンガードを閉じた状態でも痛くないか確認してください。

特に確認したいのは、次の3点です。

  • テンプルがこめかみを圧迫しない
  • インナーバイザーとレンズが接触しない
  • メガネが傾いて視界がずれない

インカムのスピーカーホールを確認する

インカムを使用する場合は、耳の位置に合ったスピーカーホールが必要です。

ホールの位置がずれていると音が聞こえにくくなり、音量を上げすぎる原因になります。スピーカーが耳へ直接当たると、長時間走行で痛みが出ることもあります。

専用インカム対応モデルは外側への出っ張りを抑えやすく、空力や外観を崩しにくいことがメリットです。ただし、専用品は価格が高く、ヘルメットを買い替えたときに流用できない場合があります。

内装を取り外して洗えるか確認する

汗、皮脂、整髪料、化粧品などが付着するため、内装を取り外して洗えるモデルが衛生的です。

頬パッドだけでなく、センターパッドやあごひもカバーまで外せるか確認しましょう。内装の着脱方法が複雑すぎないことも重要です。

洗濯後は直射日光やドライヤーによる高温乾燥を避け、風通しのよい日陰で完全に乾かしてください。

補修部品を長く購入できるメーカーを選ぶ

ヘルメット本体に問題がなくても、シールド、内装、窓ゴム、チンカーテンなどは経年劣化します。

補修部品を入手できなければ、消耗品の劣化だけでヘルメット全体を買い替えることになりかねません。購入前に、次の部品が販売されているか確認しましょう。

補修部品交換を検討する症状
シールド深い傷や視界のゆがみ
窓ゴム雨水や走行風の侵入
頬パッド緩みやフィット感の低下
センターパッド汚れ、へたり、臭い
チンカーテン破損や紛失
開閉部分がたつきや動作不良

国内代理店と補修部品の供給体制が整ったメーカーなら、購入後も長く使いやすくなります。

海外ブランドは国内正規流通品を選ぶ

海外ブランドには軽量で高機能なモデルがありますが、海外仕様と国内仕様では安全規格、内装形状、保証が異なる場合があります。

並行輸入品は安く購入できることがある一方、サイズ交換、修理、補修部品の注文に対応してもらえない可能性があります。

比較項目国内正規品並行輸入品
国内規格確認しやすい個別確認が必要
フィット日本向け仕様の場合がある海外向け形状の場合がある
保証国内窓口を利用しやすい販売店独自の場合がある
修理正規窓口へ相談しやすい対応不可の場合がある
補修部品国内で注文しやすい海外取り寄せになる場合がある
価格比較的高い安い場合がある

購入価格だけでなく、使用期間全体の安心感まで考えるなら、国内正規流通品がおすすめです。

システムヘルメット選びのチェックリスト

チェック項目確認
自分のサイズにおける重量を確認した
15分以上試着した
首を動かして重心を確認した
グローブでチンガードを操作できた
国内で必要な規格表示を確認した
頬やこめかみに痛みがない
メガネやインカムと干渉しない
シールドが窓ゴムへ密着している
インナーバイザーの視界が良好
内装を取り外して洗える
交換用内装やシールドを購入できる
国内保証と修理窓口を確認した

目的別におすすめのシステムヘルメットを比較

プレミアバイクワールド・イメージ

システムヘルメットは、モデルによって得意な用途が異なります。

総合的な完成度、軽さ、静粛性、価格、開放感など、優先する条件を決めてから比較すると選びやすくなります。

総合力で選ぶならSHOEI NEOTEC 3

品質、フィット感、静粛性、開閉操作、空力、国内サポートを総合的に重視するならNEOTEC 3が第一候補です。

ソリッドモデルの重量はSサイズで平均1,659g、Mサイズで1,679g。システムタイプとして機能を充実させながら、重量増加を抑えています。

専用インカムをヘルメットの形状に沿って装着できるため、外観や空力を崩しにくいこともメリットです。価格は高めですが、長距離ツーリングで頻繁に使用する人ほど価値を感じやすいモデルです。

コスパで選ぶならOGK KABUTO RYUKI

必要な機能と購入価格のバランスを重視するならRYUKIがおすすめです。

チンガードの開閉、インナーバイザー、メガネ対応内装など、通勤からツーリングまで役立つ機能を備えています。国内メーカーで補修部品や販売店を見つけやすいことも安心材料です。

NEOTEC 3ほど予算をかけず、初めてシステムヘルメットを購入したい人に適しています。

軽さで選ぶならLS2 ADVANT X CARBON

軽さを優先するなら、カーボンシェルを採用したADVANT X CARBONが候補です。

チンガードを後頭部側まで回転できるため、開放時の前方への張り出しを抑えられます。一般的な上方フリップ式より、ジェット状態での重心や空気抵抗を抑えやすい設計です。

ただし、日本では並行輸入品が多く見られます。購入前に国内規格、保証、フィット、補修部品の入手方法を必ず確認してください。国内サポートを重視するなら、日本向けのADVANT-X Fも比較対象になります。

静粛性で選ぶならSCHUBERTH C5

高速道路での風切り音を抑えたい人には、SCHUBERTH C5が候補です。

首周りを包み込む内装や空力に配慮したシェルを採用し、長距離ツーリングでの静粛性を重視しています。公表重量は約1,600g±50gで、システムタイプとして比較的軽い点も魅力です。

ただし、静粛性はバイクのスクリーン、乗車姿勢、速度、横風によって変わります。国内流通品の規格と保証も販売店へ確認しましょう。

長距離ツーリングならHJC RPHA 91

RPHA 91は、長時間かぶったときの快適性を重視する人に適しています。

首周りの密閉性、空力設計、インナーバイザー、メガネ対応、インカム用スペースなど、ツーリングで役立つ装備を備えています。高速道路を使った旅行や、連日走行するロングツーリングの候補になります。

Lサイズの平均重量は約1,836gです。軽量とはいえないため、購入前に重心とフィット感を試着で確認してください。

街乗りや通勤ならHJC i91

街乗りや通勤で開閉機能を活用したい人には、HJC i91が向いています。

インナーバイザー、メガネ対応内装、インカム用スペースを備えながら、比較的購入しやすい価格に設定されています。信号待ちや休憩が多い市街地では、チンガードを開けられる利便性を実感しやすくなります。

Lサイズの平均重量は約1,880gのため、長時間の使用では首への負担を確認しましょう。

スポーツバイクならAGV TOURMODULAR

スポーツバイクのデザインを崩さず、システム機能も利用したい人にはAGV TOURMODULARがおすすめです。

カーボン、アラミド繊維、グラスファイバーを組み合わせたシェルを採用し、最小シェルサイズの公表重量は約1,720g。空力性能や広い視界にも配慮されています。

国内仕様はアジアンフィットで、SG認証を取得しています。メガネ対応内装やインナーバイザーも備え、スポーツツーリングに使いやすいモデルです。AGV公式製品情報

開放感を重視するならNOLAN N120-1

チンガードを開けた際の開放感を重視するなら、NOLAN N120-1が候補です。

チンガードを後頭部側へ回転できるため、顔を大きく開放しながら、頭上への張り出しを抑えられます。街中ではジェットスタイル、郊外や高速道路では閉じて使用したい人に適しています。

国内では流通状況が限られる可能性があるため、規格、保証、交換用シールドや内装の供給状況を確認してください。

メガネを使用するなら開口部とスリットを確認する

メガネを使用する人は、モデル名や「メガネ対応」という表示だけで決めず、実際の開口部と内装を確認しましょう。

システムヘルメットは開口部を広げられるため、フルフェイスよりメガネを扱いやすい傾向があります。ただし、テンプルの太さや形によっては、スリットへ入らないことがあります。

メガネ使用時の確認項目判断基準
チンガード開放時メガネを強く押さずに着脱できる
テンプルこめかみや耳を圧迫しない
インナーバイザーレンズと接触しない
シールドメガネとの間に適切な空間がある
インカムスピーカーとテンプルが重ならない

普段使っているメガネを店舗へ持参し、15分以上試着するのがおすすめです。

インカムを使用するなら専用設計モデルを選ぶ

インカムを頻繁に使うなら、専用装着スペースを備えたモデルが便利です。

スピーカーホール、配線用の溝、マイクを固定できる空間があれば、内装の膨らみや耳への圧迫を抑えられます。専用インカムなら本体の出っ張りを抑え、風切り音を軽減しやすいこともメリットです。

一方で、専用インカムは価格が高く、ほかのヘルメットへ移しにくい場合があります。汎用性を重視するなら、一般的なクランプ式や貼り付け式に対応できるか確認しましょう。

女性や小柄な人は重量と帽体サイズを確認する

女性や小柄な人は、サイズ表だけでなく、そのサイズに使われる帽体と実重量を確認してください。

XSやSサイズでも、大きなサイズと帽体を共用しているモデルは外観が大きく、重く感じることがあります。また、海外モデルにはMサイズからしか設定されていない製品もあります。

確認したいポイントは次のとおりです。

  • XSまたはSサイズが用意されている
  • 小さいサイズ専用の帽体が採用されている
  • 頬パッドの厚さを変更できる
  • 前方へ重心が偏っていない
  • チンガードを無理なく片手で操作できる
  • ヘルメットを持ったまま首を動かしても負担が少ない

軽さだけで選ばず、頭全体へ均等にフィットするモデルを優先しましょう。

目的別おすすめモデル早見表

目的おすすめモデル選ぶ理由購入前の注意点
総合力SHOEI NEOTEC 3品質・静粛性・操作性のバランス価格と専用インカム費用
コスパOGK KABUTO RYUKI国内サポートと機能が充実サイズ別重量を確認
軽さLS2 ADVANT X CARBONカーボンシェルを採用国内規格と流通経路
静粛性SCHUBERTH C5空力と首周りの密閉性国内保証を確認
長距離HJC RPHA 91ツーリング装備が充実Lサイズは約1,836g
街乗り・通勤HJC i91機能と価格のバランス長時間使用時の重さ
スポーツバイクAGV TOURMODULARスポーティーな外観と空力本体価格が高い
開放感NOLAN N120-1チンガードが後方へ回転国内流通と補修部品
メガネYAMAHA YJ-21 ZENITHメガネスリットを装備重心と圧迫を試着
インカムSHOEI NEOTEC 3専用インカムに対応専用品の価格
小柄な人小さい帽体を持つモデル見た目と重量を抑えやすいXS・Sの帽体構成を確認

迷った場合は、国内正規品を試着でき、内装調整と補修部品の相談ができるモデルを優先しましょう。カタログ上で数十グラム軽いことより、頭の形に合い、長時間かぶっても痛みやずれが出ないことのほうが快適性へ大きく影響します。

システムヘルメットをさらに快適に使う方法

プレミアバイクワールド・イメージ

システムヘルメットは、サイズが合っていても、内装やインカムの位置、シールドの状態によって快適性が変わります。

購入後にフィッティングを調整し、開閉部分や消耗部品を適切に管理すれば、重さ、風切り音、圧迫感、シールドの曇りを軽減できます。

フィッティングサービスで内装を調整する

頭囲がサイズ表の範囲に入っていても、頭の形と標準内装が合うとは限りません。

正規販売店のフィッティングサービスでは、頭部の前後幅や左右幅を測り、調整用パッドや交換内装を使って圧力を分散します。一部分だけ痛い場合や、走行中にヘルメットが動く場合に効果的です。

SHOEIのP.F.S.など、メーカー指定の方法で調整してもらえば、安全性を損なわずにフィット感を改善できます。

症状考えられる原因調整方法
額が痛い前後方向が狭い頭頂部内装を調整
こめかみが痛い左右方向が狭い側頭部の圧力を調整
頬が強く痛む頬パッドが厚すぎる薄い頬パッドへ交換
頭を振るとずれる内装が緩い厚い内装や調整パッドを使用
ヘルメットが前へ下がる頭頂部の保持が不十分内装位置と厚さを調整

衝撃吸収ライナーを自分で削ったり、押しつぶしたりして調整することは避けてください。

頬パッドの厚さを自分に合わせる

頬パッドはヘルメットの横ずれを抑え、頭部を安定させる役割があります。

新品時は頬が適度に押される程度が正常ですが、痛みやしびれ、口の開けにくさが続く場合は厚すぎる可能性があります。反対に、顔を左右へ動かしてもヘルメットが付いてこない場合は緩すぎます。

メーカー純正の交換用頬パッドが用意されているモデルなら、厚さを変更して調整できます。左右で異なる厚さが必要な場合は、メーカー対応店へ相談しましょう。

チンカーテンを正しく取り付ける

チンカーテンは、あご下から入る走行風を抑える部品です。

正しく装着すると、冬の冷たい風、首元の巻き込み、風切り音を軽減できます。高速道路を走る機会が多い人ほど効果を感じやすい装備です。

ただし、チンカーテンがずれていると、チンガードの開閉やロックを妨げる可能性があります。装着後はチンガードを数回開閉し、干渉しないことを確認してください。

暑い季節は内部が蒸れやすくなるため、メーカーが取り外しを認めている場合は、走行環境に合わせて調整できます。

シールドの曇り止め対策を行う

雨天、冬、信号待ちでは、ヘルメット内部の湿度が上がり、シールドが曇りやすくなります。

対応モデルでは、Pinlockなどの防曇シートを正しく取り付けると曇りを抑えられます。防曇シートとシールドの間に隙間があると効果が低下するため、シリコン部分が全周で密着しているか確認しましょう。

曇り止め対策特徴注意点
防曇シート長時間効果を得やすい密着状態を確認
ベンチレーション湿気を排出できる停車中は効果が弱い
シールド微開素早く換気できる雨水や風が入る場合がある
曇り止め剤手軽に使用できるシールドの材質に対応した製品を選ぶ
ブレスガード呼気の方向を変える鼻やメガネとの干渉を確認

視界が確保できないほど曇った場合は、無理に走行せず安全な場所へ停車してください。

インカムのスピーカー位置を調整する

スピーカーが耳の中心からずれていると、音量を上げても聞き取りにくくなります。また、スピーカーが耳へ直接当たると、長時間のツーリングで痛みが出ることがあります。

内装を外して耳の位置を確認し、スピーカーの中心が耳穴に合うよう調整しましょう。厚さ調整用の面ファスナーを重ねすぎると圧迫が強くなるため注意が必要です。

マイクや配線がチンガードのヒンジ、ロック、あごひもへ干渉していないことも確認してください。

首や肩への負担を減らす姿勢を取る

システムヘルメットは重量があるため、頭が前へ出た姿勢になると首や肩への負担が増えます。

背中を過度に丸めず、頭を背骨の延長線上へ置くことを意識しましょう。高速道路では、バイクのスクリーンから発生する乱気流によって頭を揺さぶられる場合があります。

疲れやすい状態改善方法
頭が前へ出ているあごを軽く引いて頭を起こす
肩へ力が入っている肘と肩の力を抜く
スクリーンの乱気流を受ける高さや角度を見直す
長時間同じ姿勢定期的に休憩する
チンガードを開けたまま走る指定状態へ戻して重心を安定させる

1~2時間ごとを目安に安全な場所で休憩し、首や肩をゆっくり動かすことも大切です。

開閉部分の汚れを定期的に除去する

チンガードのヒンジやロック部分には、ほこり、砂、虫、雨水などが入り込むことがあります。

汚れを放置すると、動きが重くなったり、完全にロックされにくくなったりする可能性があります。柔らかい布やブラシを使い、取扱説明書に沿って清掃してください。

強い水圧を直接当てたり、金属工具で汚れを削り取ったりすると、部品を傷めるおそれがあります。

シールドと可動部分へ適切に注油する

シールドベースや指定された可動部分は、メーカー推奨のシリコンオイルなどを使用すると動きを保ちやすくなります。

ただし、チンガードのロックやヒンジへ自己判断で潤滑剤を吹き付けてはいけません。油分がほこりを付着させたり、樹脂や内装を劣化させたりする可能性があります。

次の手順で対応しましょう。

  1. 取扱説明書で注油可能な部分を確認する
  2. 指定された種類の潤滑剤を用意する
  3. 汚れを落として乾燥させる
  4. 布や綿棒で必要最小限を塗布する
  5. シールドの視界部分へ付着していないか確認する

操作に違和感がある場合は、注油だけで直そうとせず正規販売店へ相談してください。

緩んだネジや部品を定期的に確認する

シールドベースや外装部品のネジが緩むと、がたつきや異音、シールドの密閉不良につながります。

清掃時に目視で確認し、部品が浮いていないか、手で触れたときに異常な動きがないかを確かめましょう。

締め付ける場合は、指定工具と取扱説明書に記載された方法を守ります。強く締めすぎると、樹脂部品の割れやネジ山の破損を招くため注意してください。

チンガードのロック機構や分解禁止部分は、自分で調整せずメーカーへ点検を依頼しましょう。

劣化した内装や窓ゴムを早めに交換する

内装がへたると、ヘルメットが走行中に動きやすくなります。窓ゴムが劣化すると、風切り音や雨水の侵入が増える原因になります。

部品主な劣化症状交換を検討する目安
頬パッド頬の保持力が弱い頭を振るとヘルメットがずれる
センターパッド頭頂部が緩い正しい位置を保てない
窓ゴム亀裂・変形・浮き風や雨水が入る
チンカーテン破れ・変形首元の風が増える
シールド深い傷・変形視界や密閉性が低下
あごひもほつれ・硬化メーカー点検が必要
開閉機構がたつき・異音使用を控えて点検を依頼

内装交換でフィット感を回復できる場合もありますが、転倒や衝撃を受けたヘルメットは外観だけで判断できません。メーカーや販売店へ相談し、必要に応じて本体を交換してください。

システムヘルメットを試着・購入するときの注意点

プレミアバイクワールド・イメージ

システムヘルメットは、サイズ表と価格だけで選ぶと失敗しやすい商品です。

重量、頭の形、チンガードの操作性、メガネやインカムとの相性を実物で確認しましょう。通販を利用する場合も、返品条件や国内規格、販売元を購入前に確認することが重要です。

15分以上試着して重さと圧迫を確認する

かぶった直後に問題がなくても、10~15分ほど経過してから額やこめかみに痛みが出る場合があります。

可能であれば15分以上試着し、次の症状が出ないか確認してください。

  • 額やこめかみに強い痛みが出る
  • 耳が折れたり圧迫されたりする
  • 頬にしびれを感じる
  • 首が前へ引っ張られる
  • 頭頂部の一部だけに圧力を感じる
  • あごひもが喉へ強く当たる

軽い圧迫感は内装がなじむことで変化しますが、痛みやしびれを我慢して購入するのは避けましょう。

チンガードを繰り返し開閉して操作性を見る

試着中にチンガードを数回開閉し、動きの滑らかさとロックの確実性を確認します。

グローブを着けた状態でも開閉ボタンを見つけられるか、片手で無理なく操作できるかが重要です。左右のロックが同時にかかり、閉じた状態でがたつかないかも確かめてください。

確認項目適切な状態
開閉ボタン片手で位置を確認できる
必要な力無理なく操作できる
ヒンジ引っ掛かりなく動く
ロック左右とも確実に固定される
開放状態指定位置で安定する
配線・マイク可動部分に巻き込まれない

チンガードを閉じた状態であご周りを確認する

チンガードを閉じたときに、あご、鼻、口元へ接触しないか確認します。

あご周りの空間が狭すぎると、会話や呼吸がしにくく感じたり、転倒時に顔が接触したりする可能性があります。反対に空間が広すぎると、あご下から走行風が入りやすくなります。

ブレスガードやチンカーテンを取り付けた状態でも、顔へ干渉しないか確認しましょう。

首を振ってヘルメットがずれないか確認する

あごひもを正しく締めた状態で、首を左右、上下へゆっくり動かします。

適正サイズなら、ヘルメットを動かしたときに頭皮も一緒に動きます。ヘルメットだけが大きく回転したり、視界がずれたりする場合はサイズが大きすぎます。

後頭部を持ち上げるように引っ張り、簡単に脱げないことも確認してください。

メガネをかけた状態で試着する

普段使用しているメガネやサングラスを店舗へ持参して試着しましょう。

「メガネ対応」と記載されたモデルでも、テンプルの太さや形によって相性が異なります。細いストレートテンプルは通しやすく、太く湾曲したテンプルは圧迫されやすい傾向があります。

ヘルメットをかぶってからメガネを装着し、次の点を確認してください。

  • メガネを水平に差し込める
  • こめかみや耳が痛くならない
  • 鼻パッドがずれない
  • 首を振ってもメガネが動かない
  • シールドへレンズが接触しない

インナーバイザーが鼻やメガネに当たらないか確認する

インナーバイザーを最後まで下げ、鼻やメガネレンズとの距離を確認します。

バイザーが鼻へ接触すると、走行中の振動で不快感が出る可能性があります。メガネレンズへ当たる場合は、レンズの傷やメガネのずれにつながります。

また、バイザーの下端が視線の中央へ入らず、左右の視界にゆがみがないことも確認しましょう。

通販では返品・サイズ交換条件を確認する

通販で購入する場合は、注文前に返品とサイズ交換の条件を読みましょう。

ヘルメットは安全用品であり、試着後の返品を受け付けない店舗があります。外箱、保護フィルム、タグを外すと交換できない場合もあります。

確認する項目は次のとおりです。

確認項目内容
試着室内試着が認められているか
サイズ交換交換可能な期間と回数
送料往復送料を誰が負担するか
付属品開封すると返品不可になるもの
外箱傷や伝票貼付で返品不可にならないか
セール品返品・交換対象外ではないか

可能なら実店舗で試着し、モデルとサイズを確定してから通販価格を比較すると失敗を減らせます。

楽天市場で価格とポイント還元を比較する

楽天市場では、表示価格だけでなく、送料とポイント還元を含めた実質負担額を比較します。

同じモデルでも、単色、グラフィック、製造時期によって価格が異なります。高い還元率が表示されていても、ポイントの上限や期間限定ポイントが設定されている場合があります。

正規販売店か、国内保証を受けられるか、サイズ交換が可能かも商品ページで確認してください。

Amazonで販売元・在庫・配送日を確認する

Amazonでは、出品者が複数存在する場合があるため、「販売元」と「出荷元」を確認してください。

商品名に国内正規品と書かれていても、保証書や規格表示について説明がなければ販売元へ問い合わせるのが安全です。極端に納期が長い商品は、海外から発送される可能性があります。

確認項目注意点
販売元正規取扱店か確認
出荷元国内発送か確認
規格PSC・SG・JISなどを確認
保証国内代理店保証の有無
返品ヘルメットの返品条件
納期海外取り寄せではないか

Yahoo!ショッピングで実質価格を比較する

Yahoo!ショッピングでは、商品価格、送料、付与されるポイントを合計して比較します。

キャンペーンによって還元率が変わるため、獲得条件と付与上限を確認しましょう。ポイント還元が高くても、本体価格がほかの店舗より高ければ、実質的にお得とは限りません。

ストア評価だけで判断せず、正規取扱店、国内保証、サイズ交換、製造年月日についても確認してください。

並行輸入品ではなく国内正規品を選ぶ

海外ブランドのシステムヘルメットは、国内正規品と並行輸入品が同じ商品ページに混在する場合があります。

外観が同じでも、安全規格、内装形状、付属品、保証が異なる可能性があります。海外規格だけを取得した製品は、日本国内での販売条件を満たしているとは限りません。

国内正規品なら、修理、内装交換、シールド注文、保証について国内窓口へ相談しやすくなります。長期間使用することを考えると、購入価格の差だけでなくアフターサービスまで比較することが重要です。

製造年月日・保証・補修部品の有無を確認する

購入前に、製造年月日とメーカー保証の開始条件を確認しましょう。

型落ちや旧カラーは安くなることがありますが、長期間保管された商品では内装やゴム部品が経年劣化している可能性があります。極端に古い在庫は、交換部品の供給期間が短くなることも考えられます。

最低限、次の項目を確認してください。

  • 製造年月日
  • 国内保証書の有無
  • 購入証明が保証に必要か
  • 交換用シールドの在庫
  • 頬パッドとセンターパッドの供給
  • 窓ゴムや開閉部品の修理対応
  • メーカーの点検窓口
  • 生産終了後の部品供給予定

安すぎる中古ヘルメットは避ける

中古ヘルメットは、外観がきれいでも内部へ衝撃を受けている可能性があります。

衝撃吸収ライナーは、強い衝撃を受けても外側から損傷を確認できない場合があります。前オーナーの使用期間、落下歴、保管環境が分からない商品は、安全性を判断できません。

さらに、中古品では内装のへたり、あごひもの劣化、シールドの傷、開閉機構の摩耗も考えられます。

中古品のリスク外観での判断
衝撃吸収ライナーの損傷判断が難しい
落下・事故歴出品者の申告に依存
内装のへたり確認できる場合がある
開閉機構の摩耗実物操作が必要
あごひもの劣化目視確認が必要
使用年数製造年月日だけでは分からない

安全性を優先するなら、サイズの合う新品の国内正規品を選ぶのが基本です。予算を抑えたい場合は、中古品ではなく、信頼できる正規販売店の旧カラーや型落ちモデルを検討しましょう。

購入先を比較するときの最終チェック表

比較項目実店舗通販
試着その場で確認可能店舗規定による
フィッティング対応店なら可能原則として難しい
価格比較店舗数が限られる複数店舗を比較しやすい
サイズ交換店頭で相談しやすい条件と送料を要確認
国内規格現物を確認できる商品説明と販売元を確認
製造年月日購入前に相談可能問い合わせが必要
保証・修理店舗を通じて相談可能販売元によって異なる
ポイント還元店舗独自モールごとに異なる

最も失敗しにくい購入方法は、正規取扱店で十分に試着してサイズとモデルを確定し、本体価格、フィッティング、保証、補修部品を含めた総合条件で購入先を決めることです。

システムヘルメットに関するよくある質問

プレミアバイクワールド・イメージ

システムヘルメットの購入前に疑問を持ちやすい、重量、安全性、風切り音、開放走行、寿命などについて回答します。

モデルごとに構造や認証、メーカーの使用条件が異なるため、最終的には購入する国内仕様の取扱説明書も確認してください。

システムヘルメットで一番おすすめのモデルは?

総合力を重視するなら、SHOEI NEOTEC 3がおすすめです。

開閉操作、静粛性、空力性能、フィット感、インカムへの対応、国内の補修体制がバランスよく整っています。ソリッドモデルの重量は、Sサイズで平均1,659g、Mサイズで平均1,679gです。

ただし、価格を抑えたいならOGK KABUTO RYUKI、軽さならカーボン製モデル、街乗り中心ならHJC i91も候補になります。

優先する条件おすすめモデル
総合的な完成度SHOEI NEOTEC 3
コストパフォーマンスOGK KABUTO RYUKI
軽さLS2 ADVANT X CARBON
静粛性SCHUBERTH C5
長距離ツーリングHJC RPHA 91
街乗り・通勤HJC i91
スポーツバイクAGV TOURMODULAR
開放感NOLAN N120-1

軽いシステムヘルメットは何グラム?

システムヘルメットでは、1,700g前後が軽さを判断する一つの目安です。

1,600g台なら比較的軽量、1,700g台なら重量と装備のバランスがよく、1,800gを超えると人によっては首や肩への負担を感じやすくなります。

ただし、重量の測定条件はメーカーごとに異なります。サイズ、カラー、防曇シートやインカムの有無をそろえなければ正確に比較できません。

重量システムヘルメットとしての目安
1,600g未満非常に軽い
1,600~1,699g軽い
1,700~1,799g標準的
1,800~1,899gやや重い
1,900g以上試着で負担を慎重に確認

数十グラムの違いよりも、前後の重心と頭へのフィット感が重要です。

システムヘルメットは安全性が低い?

システムタイプだから一律に安全性が低いとはいえません。

安全規格へ適合し、チンガードを完全に閉じてロックした状態で正しく使用すれば、顔やあご周辺まで覆えます。ただし、開閉部分を持たない一般的なフルフェイスとは構造が異なります。

購入時は、次の条件を確認しましょう。

  • 日本国内で必要な規格表示がある
  • チンガードが左右で確実にロックされる
  • 頭の形に合ったサイズである
  • あごひもを正しく締められる
  • 転倒や強い落下を経験していない
  • メーカー指定の使用方法を守れる

安全性を最優先するなら、価格や便利機能より規格、フィット感、ロック機構を重視してください。

チンガードを上げたまま走行してもよい?

開けたまま走行できるかはモデルによって異なります。

欧州規格における「P・J認証」を取得したモデルは、閉じた状態と開いた状態の両方について試験されています。ただし、P・J認証があっても、日本向け製品の取扱説明書やメーカーの指示が優先されます。

開放走行が認められていないモデルでは、発進前にチンガードを閉じてください。認められている場合でも、開放時はあごや顔の保護範囲が小さくなります。

高速道路では風圧を受けやすいため、基本的には閉じて確実にロックした状態が適しています。

システムヘルメットはフルフェイスより重い?

一般的には、システムヘルメットのほうが重くなる傾向があります。

チンガードのヒンジ、ロック、開閉レバー、インナーバイザーなどの部品が追加されるためです。

ヘルメットタイプ重量の傾向
軽量フルフェイス約1,300~1,500g台
一般的なフルフェイス約1,400~1,700g台
システムヘルメット約1,600~1,900g台
ジェットヘルメット約1,100~1,500g台

実際の重量はモデルとサイズで異なります。試着時にはチンガードを閉じた状態だけでなく、開いた状態の重心も確認してください。

システムヘルメットは風切り音が大きい?

可動部分や接合部があるため、モデルによってはフルフェイスより風切り音が発生しやすくなります。

主な発生箇所は、シールドと窓ゴムの隙間、チンガードの接合部、首元、ベンチレーション、インカム周辺です。

ただし、風切り音はヘルメットだけで決まりません。バイクのスクリーン、ミラー、走行姿勢、速度、横風によっても変化します。

静粛性を重視する場合は、次の装備を確認しましょう。

  • シールドと窓ゴムの密閉性
  • チンカーテン
  • 厚みのあるネックロール
  • 耳周辺の内装
  • 空力設計
  • インカムを内蔵できる構造

高速道路でも快適に使用できる?

高速道路に適したモデルを正しく選べば、快適に使用できます。

空力性能、首元の密閉性、チンカーテン、シールドの安定性に優れたモデルがおすすめです。SHOEI NEOTEC 3、HJC RPHA 91、AGV TOURMODULARなどは長距離ツーリングの候補になります。

高速道路で確認したい条件は以下のとおりです。

確認項目快適性への影響
空力性能頭の振られや首への負担を抑える
シールドの密閉性風切り音と雨水の侵入を抑える
チンカーテンあご下からの風を軽減
重心バランス長時間走行の疲労を軽減
防曇シート雨や低温時の視界を確保
インカム設計スピーカーによる耳の痛みを軽減

チンガードを上げたまま高速走行すると、風圧や保護範囲の問題が生じます。メーカー指定の使用状態を守ってください。

夏はフルフェイスより涼しい?

停車中にチンガードを開けられるため、休憩時や信号待ちでは涼しく感じやすくなります。

一方、走行中にチンガードを閉じている状態では、必ずしもフルフェイスより涼しいとは限りません。ベンチレーションの数、内部の空気経路、チンカーテンの有無によって変わります。

夏の快適性を重視するなら、口元と頭頂部に大型ベンチレーションがあり、内装に吸汗速乾性があるモデルを選びましょう。安全な場所へ停車したときにチンガードを開き、内部の熱気を逃がす使い方が効果的です。

雨の日でも使用できる?

雨の日でも使用できますが、シールドの密閉性と曇り対策が重要です。

チンガードを閉じれば、ジェットタイプより顔へ雨が当たりにくくなります。シールドと窓ゴムが均等に密着していれば、雨水の侵入も抑えられます。

雨天走行前には、次の点を確認してください。

  • 防曇シートが正しく密着している
  • シールドに深い傷がない
  • 窓ゴムに亀裂や変形がない
  • チンガードが完全に閉じている
  • ベンチレーションを操作できる
  • 内装が濡れた場合に取り外して乾燥できる

走行後はチンガードを開け、内装と可動部分を十分に乾燥させましょう。

メガネをかけたまま着脱できる?

開口部の広いモデルなら、メガネをかけた状態で着脱しやすい傾向があります。

ただし、すべてのシステムヘルメットで、すべてのメガネを装着したまま着脱できるわけではありません。太いテンプルや幅の広いフレームは、内装や開口部へ引っ掛かることがあります。

無理に着脱するとメガネや内装を傷めるため、基本的にはチンガードを開き、必要に応じてメガネを外してからかぶりましょう。

メガネスリット、インナーバイザーとの距離、こめかみの圧迫も試着時に確認してください。

インカムを取り付けられる?

多くのシステムヘルメットにインカムを取り付けられます。

スピーカーホールや配線用の溝、専用インカムの装着部分を備えたモデルもあります。ただし、インナーバイザーの操作レバーとインカム本体が干渉する場合があります。

確認部分チェックポイント
スピーカーホール耳の位置と合っているか
マイクチンガードの開閉を妨げないか
配線ヒンジやロックへ挟まらないか
本体取付位置バイザー操作レバーと干渉しないか
内装スピーカー装着後も耳が痛くないか

スピーカーを装着した状態で試着できると、長時間使用時の痛みを判断しやすくなります。

女性や小柄な人にもおすすめできる?

サイズと重量が合えば、女性や小柄な人にもおすすめできます。

ただし、システムタイプは重くなりやすいため、XS・Sサイズの有無だけでなく、帽体の大きさとサイズ別重量を確認してください。

小柄な人には、以下の条件を満たすモデルが適しています。

  • XSまたはSサイズを選べる
  • 小さいサイズ用の帽体がある
  • 1,600~1,700g台を目安に比較できる
  • 前後の重心が安定している
  • 頬パッドの厚さを調整できる
  • チンガードを片手で無理なく操作できる

重量が多少軽くても頭の形に合わなければ疲れやすくなります。必ず実店舗で試着しましょう。

システムヘルメットの寿命は何年?

使用期間は一律ではありませんが、国内では購入から3年程度が交換検討の目安として案内されることがあります。

ただし、メーカー、認証、使用頻度、保管環境によって基準が異なるため、各製品の取扱説明書を優先してください。走行距離が少なくても、内装、樹脂、接着部分、あごひも、窓ゴムなどは経年劣化します。

次の場合は、年数にかかわらず使用を中止し、点検または交換を検討します。

  • 転倒時に頭を打った
  • ヘルメットを強く落とした
  • シェルに亀裂や変形がある
  • チンガードが確実にロックされない
  • あごひもがほつれている
  • 内装を交換しても大きくずれる
  • 製造元が指定する使用期間を過ぎた

製造年月日と購入日は異なります。交換時期は購入証明とメーカーの基準から判断しましょう。

開閉部分が故障した場合は修理できる?

故障箇所とメーカーの修理体制によって異なります。

シールド、内装、チンカーテンなどは交換できる場合がありますが、チンガードのヒンジやロック機構は安全性に関わるため、使用者が分解してはいけません。

症状対応
開閉が極端に重い清掃後も改善しなければ点検
チンガードがロックされない使用を中止して修理相談
ヒンジががたつく自分で締めずメーカーへ相談
開閉時に異音がする異物を確認し点検を依頼
部品が割れている使用を中止
シールドだけが動きにくい指定方法で清掃・調整

補修部品を購入できても、重要な構造部品を自分で交換できるとは限りません。正規販売店またはメーカーの修理窓口へ相談してください。

通販で購入しても問題ない?

モデルとサイズが確定しており、国内正規販売店から購入するなら通販も選択肢になります。

ただし、初めて購入するモデルを試着せずに選ぶと、頭の形や重心が合わない可能性があります。可能なら実店舗で15分以上試着してから購入先を決めましょう。

通販では以下の項目を確認してください。

  • 国内正規品である
  • PSCなど国内販売に必要な表示がある
  • 国内保証書が付属する
  • サイズ交換が可能である
  • 試着後の返品条件が明記されている
  • 製造年月日を確認できる
  • 販売元と出荷元が明確である
  • 補修部品を購入できる

価格が極端に安い商品は、並行輸入品、長期在庫、展示品、中古品の可能性も確認しましょう。

SHOEIとOGK KABUTOはどちらがおすすめ?

品質、静粛性、フィッティング、長距離での快適性を重視するならSHOEI、価格と機能のバランスを重視するならOGK KABUTOがおすすめです。

代表的な比較では、SHOEI NEOTEC 3とOGK KABUTO RYUKIが候補になります。

比較項目SHOEI NEOTEC 3OGK KABUTO RYUKI
価格高い比較的購入しやすい
静粛性高速ツーリングを意識した設計日常からツーリングまで対応
フィッティング対応店で細かく調整しやすい交換内装で調整可能
インカム専用インカムに対応汎用インカムを取り付けやすい
重量サイズ別平均値を公式掲載購入サイズの実物確認が必要
主な用途長距離・高速道路通勤・街乗り・ツーリング
向いている人完成度を重視する人コスパを重視する人

予算に余裕があり、長距離走行が多いならNEOTEC 3が有力です。街乗りや通勤が中心で、必要な機能を手頃にそろえたいならRYUKIが選びやすいでしょう。

最終的にはブランドではなく、頭の形に合うほうを選ぶことが重要です。

まとめ|システムヘルメットは軽さとフィット感で選ぼう

システムヘルメットは、チンガードを開閉でき、メガネの着脱、休憩、水分補給などを行いやすい便利なヘルメットです。

一方、一般的なフルフェイスより重くなりやすく、モデルによって静粛性や重心、開閉操作に違いがあります。1,700g前後を軽さの目安にしながら、自分が購入するサイズの重量を確認しましょう。

選ぶときに重視したいポイントは以下のとおりです。

  • 国内で必要な安全規格を確認する
  • 15分以上試着して痛みと重さを見る
  • 重量だけでなく前後のバランスを確認する
  • チンガードを片手で操作できるか試す
  • メガネやインカムとの干渉を確認する
  • 内装と補修部品を交換できるモデルを選ぶ
  • 海外ブランドは国内正規流通品を選ぶ

総合力ならSHOEI NEOTEC 3、コストパフォーマンスならOGK KABUTO RYUKI、軽さならカーボンシェル採用モデルが候補です。

最も軽いモデルが必ずしも最も快適とは限りません。頭全体へ均等にフィットし、首を動かしてもずれず、長時間かぶっても痛みが出ないシステムヘルメットを選びましょう。

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